タグ:保険料 ( 1 ) タグの人気記事

退職金と企業年金保険料(4)

朝日熱学は、30年も働いてきても、現金としての退職金が一銭も出ないのである。
電機厚生年金基金の第1・第2加算金の掛金の保険料を全額会社が支払っていたから、それに充当、相殺とのこと。
殆どの人が、退職金の計算を算出すると、加算金より下回るのである。
しかし、本来ならば会社と従業員が下記の割合で支払っていくべきもので、社員に内緒で勝手に掛けて、それが退職金だよと言われても、寝耳に水で泡を食ってしまう。
第1・2加算金は任意で加入のものだが、ある社員が総務の人に熱学は加入しているのどうか尋ねたら、「誰がそんなことを聞いているのだ」とA専務が言って、教えてくれなかったそうだ。
何故、社員に隠さなくてはならないのか。

保険料率表  2003年(平成15)より

           会社負担分  本人負担分
基本掛金       13.5      13.5
第1加算掛金      31.0       5.0
第2加算掛金      7.5       5.5
第2加算掛金      2.0
福祉施設掛金      1.0
    計        55.0      24.0


定年退職で、会社が認めたものだけ(社長の覚えめでたき者)が1年ごとの更新の嘱託で残ることが出来るが、その時点では退職金額は出ないのである。
しかし、金額は定年退職した時点での計算であり、嘱託が終了しないと計算表ももらえない。
そして、楽しみの退職金も年金の加算金とチャラよと言われては皆ガックリ!

社長以下、取締役たちだけは第一生命相互会社で掛けていた企業年金保険料を退職金としてもらっている。

一般社員の分は、2002年(平成14年)4月1日より、適格退職年金制度法律変更により、保険料掛け金を凍結していたが、2004年(平成16年)9月末に定年を迎えた経理のA女性課長と翌年に原告を含め3人の定年退職者が出るのを前に、10月末に福利厚生型養老保険へ移行するからと。
社員への説明は、一旦個人の口座には入金するが、会社が掛けている保険料だから、会社のものだからと言われた。
入金した金額には一時所得として税金が掛かるが、税金も確定申告も会社でするので、社員には何の負担も生じないとの説明。

        解約                 再預入
第一生命 → 東日本銀行上野支店・各個人の口座 → 第一生命
(企業年金保険)    金額1/3減額       (福利厚生型養老保険)

企業年金保険料は保険会社より直接個人の銀行口座に振り込まれる。
従って、9月末に退職したA女性課長は移行する前だったので、本人の口座に振り込まれ、すぐに会社に返還。
何故会社に返したのかというと、退職金額が厚生年金の第1・第2加算金で十分まかなわれているから、企業年金保険料の分は会社のものだからというのである。
今まで社員の福利厚生費として、税制上からも免税されていたはずのものを、会社は経理上どう処理をしているのか疑問が残る。
しかし、後に続く定年退職者は社長の覚え愛でたくないものたちであり、一旦個人の口座に入金したものをすんなり返還するかどうか危ぶんだことへの急な解約なのか?
それも、中途解約との事で、金額も1/3に減額。何故かこの辺にもカラクリがありそう。
このことで誰が一番得をするのか?第一生命なのか、朝日熱学なのか。
この企業年金が会社のものだとすると、翌年退職する3人分とA女性課長と合わせ、計2千万円近くの金額が朝熱に入金されるはずだったのに、2年間も凍結していたものを何故ここへ来て、朝熱が損をしてまでも変換の処置をせざるを得なかったのか?
第一生命にもいろいろ疑問点をぶつけてみたが、会社とグルになっているので、一切答えてくれない。

社員には給料振込みの銀行口座があるのに、何故か新銀行、東日本銀行上野支店の行員が朝熱の別室で口座申し込みの用紙に名前と住所だけを記入させ、印鑑は押さなくても良いと言い、おかしいなと思ったが、前述のごとく社員への説明は、これは個人のものでなく、会社のものだからと言われていたから‥。
後から、印鑑は会社が購入して、捺印したそうだ。
原告が提訴前に相談をしていた、東京都労働情報相談センターのN課長のいうところによると、企業年金保険は労働者個人に帰属するものであり、だから個人の口座に振り込まれるものであり、いくら退職金が年金の加算金で十分まかなわれているからと言って、会社に帰属するものではないし、銀行としても、個人の口座の入出金を会社に勝手させること事態、会社も銀行も違法行為をしていると言う。
会社は遣りたい放題、無茶苦茶である。

因みにA女性課長は入社以来長年経理畑一筋、金庫番をしてきた関係で、課長にも昇進出来たし、翌年2005年社名変更(ラオックスエンジニアリング→朝日熱学)と共に1月1日付で、監査役にも就任し、戻ってきている。
しかし、その彼女でさえも、入社22年間は男性社員より低い賃金に甘んじ、23年目には彼女より9年後に入社した男性社員を一旦は抜くが、25年目には又彼が管理職になり抜かれている。
特別な女性社員といえども、平社員からいきなり課長になったのは入社29年目である。
男性社員が課長になるのは、大卒で15年から20年、高卒で20年から25年なので、歴然とした男女差別はあったのである。

原 告 : 中野 布佐子(東京ユニオン)
by chakochan20 | 2006-11-26 12:00 | 朝日熱学とは(6)

男女同一価値労働同一報酬


by chakochan20
プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る