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裁判便り №3

被告会社朝日熱学より、膨大な乙号証が出てきている。
裁判提訴前に、東京都労働相談情報センターを通して、賃金テールを明らかにするよう要求してきたが一切応じなく、裁判官の「いずれ出さなくてはならないでしょう」との言で、今回少しずつ他の比較社員の賃金台帳なども出してきた。
しかし、個人情報保護法が何とかかんとか言って、マスキングだらけの賃金台帳で、しかもマスキングの仕方が違っており、結局差し戻しになった。
上司も弁護士もチェックをしないで出してきたのである。
マスキングなどする必要はないと思うが、無駄な労力である。命令されて、コピーをさせられる社員が気の毒である。
男女差別はしていないと言うが、明らかに差があることがわかる。

朝日熱学は定年退職をしても、会社からの退職金が出ないのである。
電機年金基金の第一・第二加算金の掛金を会社が全額支払っているから、其れを退職金と充当させると言って、会社からは一銭の現金も支払われていない。
其の任意の加算金加入も社員に知らせず、平成11年改正の就業規則に其れらしき事がうたってあるが、労働監督基準局提出の代表労働者も唯、会社が勝手に黙って印を押す人を選んでいる。
労働者代表は従業員の1/2以上のの選出からなり、朝日熱学においては過去一度もそのような選出はなかった。それすらも従業員は知らないのである。

退職時にも、会社からは何も言ってこないので、自分でその日に備えて退職の準備をするのである。従って、失業保険や年金手続きなどの説明もないので、自分で調べるのである。
勿論引継ぎなどもする必要がないのであろう。これは原告だけではなく、今まで退職していった人すべてに共通する事である。
そして朝日熱学は原告が引継ぎもしなければ、引継書類もないと言っている。
原告が退職する2005年(H17)3月の辞める2日前、9日に総務部長が始めて、空々しく「中野さん明後日退職だってね。知らなかったよ。明日朝礼で発表するから」と。
近年定年退職するのは原告が初めてではないし、社員の定年退職ぐらい、仮にも総務部長とあろう人が把握しておくべきである。
其の時が、会社から始めて退職について何かを言われたことである。
従って、仕事の引き継ぎを誰とするのかとの指示もなかったので、文書にて引継書を作成、それと共に指名願関係の書類を山ほどと、パソコンにデーターベース化したMDフロッピーをA専務に手渡したはずなのに、指名願申請の受付票がないなどとたわごとを行っている。
被告会社は準備書面の中で原告が残置したCD-Rなどといっているが、CD-Rなどに残した覚えもない。会社がMDフロッピーから一部指名願の分だけ移し変えたものだろう。

原告が行なっていた営業社員のメール管理も、当初「営業社員のメール管理は自身で行なっており、組織体としての営業部のメールアドレスは存在しないし、原告が管理するメールアドレスは存在しない」と言っていたが、今回は其のメールアドレス明記してきている。
朝日熱学の営業社員は60歳以上の爺ばかりで、パソコンを扱える人はいない。
従ってメールを受信・送信などは論外であり、受信したものはプリントアウトをして、各担当者に原告が渡していたのである。
平気で嘘をでっち上げ、シャーシャーとしている神経には、良く理解できない。
恥ずかしいと言った言葉は朝日熱学の辞書には存在しないのであろうか。
ワンマン社長の行き当たりばったりの行動に社員が振り回され、たまったものではない。
このご時世、地方の営業所との連絡も電話で長々とし、挙句の果て、東京へ呼びつける。
経費の無駄使いも甚だしい。社員には厳しく、自分のしている事は何でも良し。

朝日熱学は平成2年頃より、オランダよりバナナ色付け機械を輸入するようになったが、其の時、原告が元貿易会社に勤務していたので、貿易業務を行なう機会を与えたが、英語力がなく、遂行出来なかったと言う。
原告は貿易会社においても経理部門だったし、朝日熱学も職安より、経理事務員募集で昭和49年に入社したのであって、其の上、一度も被告会社より貿易事務をしろと命令された事もない。
和英・英和の辞書を買い与えて、勉強するよう指示したとも言う。
確かに御茶ノ水の丸善に辞書を買いに行くよう社長に命令されたことがあるが、其の辞書が原告のものであり、それで勉強をするよう言われた事もない。
辞書は社長の脇の棚に飾ってあり、輸入代理店よりの請求書を被告会社の指定伝票に移し変える時に、和訳をする為に、時として拝借したことはある。

コーヒーも原告が中心になって勝手にリース機械を入れ、飲んでいると言う。
社長自身コーヒーが嫌いで、会社は日本茶と夏場の麦茶しか買い置きがない。
社員は外に缶コーヒーを買いに出ていたが、たまたまユニマットの勧誘があったので、有志で毎月お金を出しあって飲みたいとの事で、リースし、原告が入れていただけなのである。
来客の中にはコーヒーを所望する人もあり、本来ならコーヒーぐらいは会社で用意すべである。

まだまだ、朝日熱学のくだらないでっち上げは数々あるが、今回はこの辺で。


原 告 : 中野 布佐子(東京ユニオン)





    
# by chakochan20 | 2006-08-08 08:01 | 裁判便り(8)

女性差別事件全国交流会

7月8日(土)ウィルあいち 女性差別事件全国交流会

毎年、東京・大阪・名古屋と年一回持ち回りで開催される弁護士さん達の勉強会で、今年は名古屋で行なわれ、(財)東京ケーブルビジョンの原告平川和子さんと出席しました。
今年勝利和解した岡谷鋼機・住友金属他、今争議中の案件などの報告を弁護士・原告等がそれぞれ述べた。
10年来の大阪での一連の住友系の裁判・名古屋での岡谷鋼機が解決し、一段落といった所だが、東京では兼松・昭和シェルがまだこれからであり、今後良い裁判官に当たったからラッキーというのではなく、どうしたら勝てるか、どの裁判官に当たっても納得させることが出来、判決を勝ち取れるよう、弁護士が事例を元に検証し直しの勉強会をしようと、一番忙しい中野麻美先生から提案があった。
いろいろ勉強する課題が沢山あった有意義な交流会でした。

晩は近くのフランス料理レストランで会食を兼ね、楽しい懇親会を!
# by chakochan20 | 2006-07-09 13:15 | 活動報告(65)

裁判便り №2

㈱朝日熱学〔旧社名:ラオックスエンジニアリング㈱〕に対し、退職時に就業規則の賃金の表示されてない別表の開示を、東京都労働相談情報センターを通して、就業規則の別表、賃金テーブルを開示するよう被告会社に働きかけましたが、一切応じませんでした。
しかし、原告の給料(約3万円)が過去20年近くに渡って間違っていたと言い、一言の謝罪もなく、法的には2年間是正すればOKとの事で、2年分しか支払われませんでした。
余りに、労働者を馬鹿にした話で、昨年暮れ東京地方裁判所に提訴し、2月より裁判が始まりました。
案の定、被告会社は原告の勤務態度が悪い、能力がないと反論し、男女差別した覚えはないと言っております。
有りもしない事柄等を言い、嘘とでっち上げで応戦してきております。

朝日熱学は建設設備工事会社で、今現在35名の社員の内、ワンマン雇われ社長以下、高給取り締まられ役員が7名もいる、典型的な逆ピラミット型です。
社長の周りは、無能力なゴマすり社員か、何も言わないイエスマンをはべらし、批判をする人、能力ある人は排除し、遣りたい放題です。M商店の域を出ず、会社の体をなしていないのです。

賃金は男女で格差があり、男性は時がくれば能力が有ろうと無かろうと役職がつき、賃金はあがっていきました。原告は30年間無官の帝王、平社員で終わりました。

次回裁判は6月30日午前11時15分~  
東京地方裁判所13階・民事19部です。

原 告 : 中野 布佐子(東京ユニオン)
連絡先 : e-mail chakochan20@ybb.ne.jp
代理人: 中野麻美・菅沼友子・秦雅子・原田史緒
# by chakochan20 | 2006-07-07 18:54 | 裁判便り(8)

裁判便り

私は、30年働き続けた朝日熱学〔旧社名:ラオックスエンジニアリング㈱〕を相手に2月より在職中の賃金・退職金・将来給付を受ける年金に男女差別があるとして、差別がなかったら支給されたはずの賃金や年金との差額など5000万円を損害賠償請求しております。

*30年の差別を告発する*
私は、S49年(1974) 11月に入社し平成17年3月11日定年退職しまた。
朝日熱学は建設設備工事会社で40名の社員の内、男性社員が圧倒的に多数で、女性は4名程でしかありませんでした。
時間外の早朝掃除当番・お茶入れ・コピー取り等の仕事は女性の担当。
しかし仕事は少数精鋭で、経理部では試算表から貸借対照表まで作成し、営業部では官庁からの受注業務などを処理するなどしても、何時までたっても役職もなく、朝礼の点呼も平成13年までは女性は男性の後。
賃金は男女で格差がありました。
男性の場合、時がくれば能力が有ろうと無かろうと役職がつき、賃金はあがっていきました。

*差別をなくす取り組みに御支援を*
長い間の男女差別や理不尽なパワーハラスメントは人権侵害です。長年にわたるこれまで の差別はこれから先の一生の差別につながります。
会社は、差別ではないといっていますが、男女間で昇進・昇格に格差を設けてきたことは明らかで、それが何の理由によるものかが問われます。

是非とも御支援を!

次回裁判は6月30日午前11時15分~ 
東京地方裁判所13階・民事19部です。

原告  中野布佐子
連絡先 e-mail chakochan20@ybb.ne.jp
代理人: 中野麻美・菅沼友子・秦雅子・原田史緒
# by chakochan20 | 2006-07-07 18:40 | 裁判便り(8)

㈱朝日熱学(旧ラオックスエンジニアリング)(2)

㈱朝日熱学は、昭和23年6月秋葉原の家電販売店である朝日無線電機㈱=ラオックスの冷暖房事業部として発足。事業進展に伴い昭和40年5月、朝日熱学工業㈱として新発足。
平成4年、ラオックスエンジニアリング㈱と商号変更。
平成17年、再び㈱朝日熱学と商号変更。
その間、冷暖房・電気・給排水設備工事、低温倉庫・冷蔵庫・CA貯蔵設備工事他、コンピューターバナナ熟成加工システムを開発、全国の中央卸売市場にバナナ熟成加工室を建設。
今現在37名(H20.1月現在では31名)の社員の内、ワンマン雇われ社長以下、高給取り締まられ役員が7名もいる、典型的な逆ピラミット型。女性は4人。平社員は男女合わせてもたったの5名である。
オーナーはラオックス㈱の元社長のT一族で、其のオーナーが何も言わない事を良い事に、M社長は遣りたい放題。自分は週の半分以上を昼食を兼ねて、お気に入りのゴマすり取引関係者と飲み食いし、へべれけれになって、ハイヤーを呼びつけ、1時間も2時間も待たせご帰還となる。当然、この間もハイヤーのメーターはカウントされている。
仕事が出来る出来ないは関係なく、ゴマすり・イエスマンだけを周りにはべらし、その実、其の当人たちも陰では悪口を言っているのを知らない。本当は裸の大様なのである。
メーカーの社員招待海外旅行には社員でもない奥さんを同伴し、その他おかしなことは山ほどあり、限りがない。自分には甘く、従業員には厳しく、同じ人間とは思っていないようだ。
当然会社としての体を成していない、M商店の域を出ないのである。

原 告 : 中野 布佐子(東京ユニオン)
# by chakochan20 | 2006-07-07 15:08 | 朝日熱学とは(6)

朝日熱学における男女差別(1)

・ 給料・昇格の格差
  1986年(S61)雇用機会均等法施行以後もそれ以前に入社した女性は該当せずと言っていたが、時代の流れとともにそうも言っていられなくなったのか、もしくは他の理由があってのことか、原告より5年早く入社した女性2人を年功序列にて昇格させる。

  H10年、経理部のAさんを入社29年目にして平社員よりいっきに、初めて課長にする。彼女は入社以来経理畑一筋。長年金庫番を勤めてきたのである。
  ちなみに男性大卒者の課長昇進は15年から20年目、高卒者は20年から25年目である。
  H13年、総務部のHさんを入社32年目にして、係長にする。彼女は和文タイピストから総務事務の転換者。

  男性はどんなに無能な者でも、年功序列で主任から順次昇格する。

・ 男女別停年制
  1991年(H3.4.21)の改正までは男性は55歳、女性は50歳。これより男女共に60歳になる。1979年(S54)国連条約にて男女別定年廃止が批進されているいるにもかかわらず被告会社は1991年まで是正してこなかった。

・ 朝礼での出欠点呼
  2002年(H13)5月まで女性は男性の後で呼ばれる。
  2002年以後は高役職の勤続年数の古い人から順に。
  従って勤続27年目で役職無しの原告は主任の後、役職なしのトップで呼ばれる。仕事も出来ない若い人に先を越され、毎日朝から気分が悪く屈辱以外の何ものでもない。

・ 朝礼で、その日の当直の社員が皆の前で一言話をするが、女性が希望しても話をするチャンスをも与えてもらえなかった。女性課長のA氏でさえ一度もない。

・ 原告が行なっていた一般競争指名申請の仕事などは「女子供の仕事」と決め付ける。
  会社の内容を熟知していなければならず、尚且つパソコン入力・インターネット等が出来なければならない。
  前任者は総務の部長であり、緊急の入院に付き、原告に引き継いだのである。
  それも経理の部長から僅かな説明だけで3ヶ月の間に180件もあった市町村に提出したのである。
  原告には其れをこなす能力が有るとみなしたから、仕事を任せたのではないか。今になって原告は能力がないから、給料査定が悪いと言う。
  外注にだすと1件50,000円も取られるほど重要な仕事だと言う事を、トップは認識せず。

・ 本人給
   独身者は30歳で昇給ストップ。
   原告は会社に入社した時、すでに既婚者であり、1987年(S62)3月より住民票の世帯主・扶養家族有りの申請をしているにもかかわらず独身者扱いで定年退職まで是正されずに給料が支払われていた。
   26,000円/月の減額である。18年間もの長い間である。
   被告会社は賃金規程の別表なるものの開示をしていないので、社員は知るすべもない。
     
・ 家族手当 - 就業規程どおり支払われなかった。1993年(H5)より14,000円のところ、原告女性は12,000円。

・ 住宅手当 - これも裁判が始まってはじめて解った事だが、1990年(H2)より支給がはじまったが、1997年(H9)までの8年間13,000円のところ、原告には12,000円しか支給されなかった。しかも、もう時効消滅に付き支払わないと言う

・ メーカー招待海外旅行 - 男性は順繰りに行かれるが、女性は無し。社長は社員でもない奥さんを同伴。

・ 自動車運転無事故表彰
   S46~車両担当者に1年~10年の段階で3千円~3万の支給が毎年有り。何時の頃からか男性はペーパードライバーであっても運転免許取得者には支給されるようになった。しかし、これにも女性は該当せず

・ 勤務時間
   女性は30分短縮だから、給料もカット。
   男性と同じ勤務時間、当直もするので、給料も同じようにしてほしいと言ったが、却下された。

・ 朝の掃除当番
   1週間の交代制で30分早出。
   男性の早出は30分刻みで手当てが付く。

・ 電話当番
   電話応対も数少ない女性の仕事。
   昼休みも電話当番があり、女性が一人残された。
   最近では男性でもお弁当を持ってくる人が電話当番をしてくれるようになった。

・ お茶入れ - 朝と3時、来客時。

・ 台所・手洗いなどに掛けてあるタオルの洗濯。
   入社当時は洗濯機・冷蔵庫などもなく、全部手洗い。
   最初の洗濯機・冷蔵庫などは原告の家が新しいものと交換時に会社に持参。
   ある時、経理部長より、勤務時間内に洗濯するなと言われたこともあった。会社の備品を洗濯しているのに、時間外にとの命令には女性が無視した。

・ セクハラ 
   一部の男性のお尻さわり、猥談など。
   入社早々の社員旅行で、宴会の席にゆかた着用を強要された。浴衣は寝巻き、本人に合ったサイズではないので、宴席でははだけてしまう。

・ スモークハラスメント・パワーハラスメント
   遅まきながら、室内禁煙になったものも、相変わらず人の迷惑も考えず「吸う人の権利もあるのだ」といい自席でスパウパと吸う上司もいる。
  其の上司もトップも女性の医者でさえ、信用していないのである。女性は能力がないと思っている。蔑視する其の女性の腹から生まれてきたのでしょうと言いたい。
  原告の連れ合いなどは女性のドクターの方が親身になって、きめこまやかな治療に当たってくれるので安心すると言うが‥。
       
・ 原告実母の葬儀の時
   場所は会社から二駅の千駄木で行なった。
   社長が中野は嫁に出たのだから、社員は焼香に行く必要なしと言ったとか。嫁に行こうが行くまいが実母には変わりがない。被告会社より通夜に社長が、告別式は総務の部長が一人焼香に来た。
  社長は自分の娘2人を嫁に出し、度々実家に来る娘・婿は可愛いがり、寄り付かない婿の悪口を言っている。

・ 中野の義父葬儀の時
   私は中野姓にもかかわらず、弔電さえも会社からは来なかった。唯一忌引休暇が貰えただけ。
  男性社員であれば親が無くなれば、どんな遠隔地でも上司が葬儀に出席する。

以上のように、数え上げたら限がないくらい、長い間いろいろと差別を受け悔しい思いをしてきました。社員は一人の人間として見なしていないトップの頭の古さに少しでも風穴を開けることが出来るのでしょうか。


原 告 : 中野 布佐子(東京ユニオン)
# by chakochan20 | 2006-07-06 17:26 | 朝日熱学とは(6)

中野布佐子のプロフィール

1945年、終戦の年に疎開先の栃木県で太田直衛・ミノ子の次女として生を受ける。
文京区千駄木・谷中という情緒豊かな下町で、父は多くの苦学生を居候させ、生活の援助、母は其の学生さん達に美味しい食事を賄い、自由進歩的な精神の中でもまれ育ち、1967年共立女子大学文芸学部卒業。家業手伝いの後、1974年春、中野謙司と結婚。
其の年の11月(株)朝日熱学(旧ラオックスエンジニアリング)に入社、経理部・営業部に所属、さまざまな男女差別を受け、我慢の限界と思いながらも30年4ヶ月勤め上げ、2005年3月定年退職。
その間両親を看取り、今は夫と二人暮し。
趣味は旅行・読書・音楽鑑賞・ヨガなど。更に自分の男女賃金差別裁判を通し、裁判傍聴ウォッチング、サイクリングなども加わりました。裁判傍聴は大変興味深いものがあります。
いろいろな問題をかかえた原告・被告・代理人・裁判官と、人それぞれが織り成す人間模様。毎回楽しみです。
差別され続けている働く女性たちのため微力ながらも、様々な運動・支援活動を続けています。
しかし、結局は法律を変えなければ何も変わらないという思いから、昨今はその運動にも参加しています。
そのかたわら、スポーツジムにてマシーンでの筋力トレーニング他、ヨガ・フラダンス・骨盤矯正などで健康な体力つくりにも励んでいます。
資格は普通自動車運転免許(ペーパードライバーです)、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャー、キッチンスペシャリスト、照明コンサルタント。
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# by chakochan20 | 2006-07-03 08:15 | プロフィール

準備書面(4)

平成17年(ワ)第25285号
原告 中野布佐子
被告 株式会社朝日熱学
準 備 書 面(4)
                    2006年6月28日
東京地方裁判所民事19部合議B係 御中

                  原告訴訟代理人
                  弁護士 中 野 麻 美
                   同  菅 沼 友 子
                   同  秦   雅 子
                   同  原 田 史 緒

 被告に対して以下の事項について釈明を求める。

  被告は,原告及びその他の7名の者について,職能給の等級・号俸及び職能給の支給額について主張をなしているが,これについて、

(1)被告が主張している,原告及びその他7名の者の職能給の級・号俸及び職能給の支給額は,実際に決定された職能給の等級・号俸及び実際に支給された金額か。
(2)当該主張する等級・号俸及び金額の根拠は何か。
(3)上記を証明する記録ないし資料はあるか。
(4)記録があるならばそれを証拠として提出されたい。
# by chakochan20 | 2006-06-28 22:18 | 裁判資料(41)

被告第7準備書面

被告第7準備書面
# by chakochan20 | 2006-06-28 21:46 | 裁判資料(41)

被告第6準備書面

被告第6準備書面
# by chakochan20 | 2006-06-28 21:45 | 裁判資料(41)

被告第5準備書面

被告第5準備書面
# by chakochan20 | 2006-06-23 21:44 | 裁判資料(41)

ワーキング・ウィメンズ・ネットワークのセミナー

6月18日(日)エル大阪で行なわれたWWNのセミナーに出席

「住友金属男女差別賃金裁判の勝利和解の意義」-宮地光子弁護士の講演
「均等法改正と今後のシナリオ」-林弘子教授(福岡大学法学部)の講演
「ヨーロパからのレポート」-住友電工・化学の元原告たちとWWNメンバーのEUの間接差別 の実態の報告

WWNのメーリングリストのメンバーに加えていただき、初めて現地へ行き、メンバーの皆様にお会いできました。私の差別裁判も紹介させていただき、盛り沢山の有意義なセミナーでした。
セミナー終了後の懇親会にも出席し、大阪の女性のパワーを沢山頂き、元気がでました。
# by chakochan20 | 2006-06-20 12:47 | 活動報告(65)

弟、太田成久を偲ぶ

大切な家族であった弟、太田成久を平成12年8月23日、51歳の若き命をC型肝炎という病魔で亡くしました。
当時は、生体肝移植も保険適用でなく、インターフェロンと併薬するリバビリンも個人輸入でしか治療方法がありませんでした。
でも、どんなにお金が掛かろうともたった3人きりの兄弟の命には替えられれません。
医学は日々進歩しており、生きてさえいれば、何とかして又より長い延命の道が開けた事だと思います。
しかし、我々身内の努力の甲斐もなく、鬼のような妻M子と其の家族S家に見殺しにされてしまったのです。
河野洋平氏の元気なお姿を拝見するたび、成久も生体肝移植が間に合っておれば、今頃は元気でまだ働いていると思うと、胸が痛みます。

生体肝移植をしなければ6ヶ月の命と医者に宣告され、その3ヵ月後の入院したぎりぎりまで、私ども身内には知らせず、S家家族全員で口をつぐんでしまったのです。
弟には1日でも長く生きてほしいと願い、我々兄弟間の生体肝移植にも彼女は消極的で「お姉さん、もう少しお時間ください」と。
第1ドナー提供者は妻であるにもかかわらず、彼女は「私は成くんとは血液型が合わないから、ドナーにはなれない」とも言っておりました。
優柔不断な?彼女をせっつき、何とか東大病院への転院、名医幕内先生の手術が決まった翌早朝、靜脈瘤破裂であっけなく逝ってしまった。
延命の道が開かれていたにもかかわらず、彼女は迅速に対処せず、只傍観し、手遅れで死に至らしめたのである。
やはり短い結婚生活では夫に対し情が持てなかったのでしょうか。
返す返すも口惜しく無念の思いです!

弟にはもう時間がないのだからと五月蝿くせっついても彼女はなぜ何もしなかったのか?
弟に管理させていた父の遺産を通夜の前に、自分の家族を動員して銀行から引き出しして、隠してしまったのです。
婚家の財産を略奪せんが為、夫を見放し死に至らしめ、厚かましくもシャーシャーとしおらしい未亡人ぶって暮らしていると思うと悔しくてなりません。

49日法要が終わって父の遺産を他人のM子に管理させておくわけにはいかないので、この際法定に従って父の遺産の話し合いをしましょうと申し出たのですが、会社が忙しいからと何時もの常套句で「もう少しお時間をください」と。
そしてその後、弁護士を通し、遺産は弟が貰ったものだから、自分のものだと言って来ました。その時は実際の金額より遥かに少ない額を提示してきました。
只々彼女の欲の深さに驚き呆れてしまいましたが、預金を引き出してしまえば解らないとでも思っていたのでしょうか。
父の家の処分等の手続きは私が中心になって行なって来たので、その財産管理を弟に任せたのも私ですのでどの位の額があるかは把握しておりました。
あちらの弁護士さんも拙宅へ来訪し、自分の依頼主のM子と私どもの話とが余りにも食い違いが多い為、唖然としたようです。
その後、こちらも動かぬ証拠、各銀行の残高証明を取り寄せ、彼女の大嘘が明白になりました。

そもそも二人の結婚は、父と暮らしていた弟に病身の父がいては結婚が出来ないと言われ、長女の私が父を引き取って出発したものです。
私自身も視覚障害者の夫を抱え、フルタイムの勤めは持っておりますので、条件としてはM子と同じです。
にもかかわらずM子は結婚後、大変な父の介護に関しても一度も参加したことがないので、本来は父の遺産を貰う資格などありません。
しかし、法的には悔しいかな彼女にも取り分を分けなければならないので、法定通りの遺産分割を求めた内容証明に対しても、無しのつぶてで無視されました。
本来ならばこういった事件は家庭裁判所で争うものですが、余り悪質なので東京地方裁判所へ控訴。以後、M子は太田家より離縁しました。
裁判の中でも毎回くるくると言う事が変り、弟と結婚するズーと以前の知りもしない頃のでっち上げを数々言い立て、自分の都合の悪い事となると「否認します」と。
挙句の果て、成久の遺影を取り出し、演技としてびゃーびゃーと泣いてみせます。
呆れかえって話にも何もなりません。

あちらの弁護士、由岐・豊崎法律事務所の由岐弁護士も最初から彼女の嘘に付き合わされ呆れてしまったのか、一度も公判には出席せず、事務所の居候弁護士に任せてしまった事でも、いかに彼女が常識を逸した人間だか明白です。

裁判中はポーズで墓参りにも来、檀家の私共よりも早く1周忌・3回忌と法事を我が太田家の菩提寺、谷中の永久寺で済ませました。
彼女の希望通り分骨もしてあるので、本来ならば実家のS家の菩提寺での法要が筋というものです。
お寺も両方からお布施が入るものですから節操がありません。
そして案の定、裁判が終わったとたんぷっつりとお寺にも来なくなりました。その変わり身の早さには驚かされます。

又、成久の遺品も何一つ分けてくれず、太田家の家宝とも言うべき父の形見品、人間国宝飯塚小玕斎作の竹花篭も彼女は最初の約束を違え返還にも応じなく、到底人間として許し難き数々の行いに、今に撥が当たると思っています。

M子が弟に対し取った行動は、道義上許されざる行為であり、道徳倫理が全く欠落しております。
人の命の重みに対する贖罪の意識の希薄さは言語に絶します。弟の無念の気持ちを思うと、7回忌が近づいた今でも、益々人として最低の決断に怒りを覚えております。
殺人罪、偽証罪、窃盗罪等などで罪の償いをさせたいくらいです。
# by chakochan20 | 2006-05-30 12:00 | C型肝炎に関して(4)

太田成久のプロフィール

昭和24年
 1月9日太田直衛・ミノの次男として疎開先の栃木県藤岡町で誕生。
 小さい頃は千駄木のガキ大将に兄が苛められ泣いて帰って来ると、勇敢にも「何故、小さい子を虐めるのかと」抗議しにいくような、子であったとか。

昭和49年
 慶応義塾大学経済学部卒業。㈱弘済出版社・編集部入社。

昭和51年
 ㈱弘済出版社退社。父自営の立教大学の写真室を手伝う。

昭和57・8年頃
 立教大学店撤退。体の自由が効かなくなった父に代わり、母と共に自宅の写真業を手伝う。

平成元年3月
 丈夫だった母ミノを突然くも膜下出血が襲い、死去。

平成4年3月
 男手で病弱な父の世話をするのが大変な事と、予てよりお付き合いのあったS.M子との結婚に向けて、父を姉に引き取ってもらう。家を売却、北区北赤羽に移転。フリーで出版社の編集・校正などの仕事をする。

平成6年4月
 S.M子と結婚。北区上十条のS家の持ち家に移転。所謂スープの冷めない距離。

平成7年秋
 この頃より体調すぐれず、再三医者に行くよう勧めるが、フリーの仕事の不安定とS家の気兼ねやらで、行かず。

平成8年3月
  C型肝炎が判明。子供の頃の予防接種の回し注射針が原因とされる。
  病は気からというが、あまりにS家の人々に気を使いすぎてのストレスからの発病ではないかと思う。本人の頑強な意思で治療が始まり、この時より一滴のお酒も飲まず、努力の甲斐もなく、慢性の肝炎に移行。     

平成12年4月
 東大病院より生体肝移植をしなければ、後6ヶ月の命と宣告される。
 この頃プロレスラーが海外で生体肝移植で死亡したこともあり、まだ、保険が利かず2千万円ほどの手術費も掛かるという事で、二人で手術はしないと決めたそうだ。
 プロレスラー氏は肝臓癌であり、癌の場合、日本では生体肝移植は出来ないそうです。
 直接手術を担当する外科の先生との面談もせず、安易に結論を出すとは石橋を叩いて安全と解っても渡らないくらい慎重な成久に似つかわしくない結論だと思いました。
 何もしなければ確実に死んでしまう。何を考えているのやら‥    

同年7月14日
 大蔵省印刷局東京病院入院。
 この入院によって、始めて余命のことを知らされた我々肉親は生体肝移植の情報を集め、東大病院の先生方にも面会をし、必死になって、生体肝移植に向け説得を続ける。

同年8月22日
 東大病院外科医師より、本人に会って見なければ、生体肝移植を引き受られるかどうか解らないと言われ、即、成久入院先まで面会に来てくれた。
 その場で手術を承諾してくれ、明日東大病院に転院するよう計らってくれた。
 これで光が見えたと喜んだのもつかぬ間‥。

同年8月23日
 早朝水を飲みに洗面所に立ち、その場で倒れている所を発見される。
 意識の戻らないまま、昼頃息を引き取る。享年51歳。
 予てより心配されてたC型肝炎による腹部静脈瘤破裂。
 臨終間近、医師や看護婦さん達の前で、M子は泣き喚き「成君、今度生まれてきても、又飯豊山で会いましょうね」と。人間本当に悲しい時は涙もでません。
 M子の白々しさに唯唯悔しく、「クヤシーイ!」との一言しか出ませんでした。
# by chakochan20 | 2006-05-27 13:50 | C型肝炎に関して(4)

S.M子とその家族。

昭和24年9月
 M子は北区上十条在住のS家の長女として生まれる。
 保険会社勤務の父の転勤に伴い、富山で学業を終え、
 短大卒業後、協和エクシオに縁故で入社。
 現在に至る。

平成6年4月
 太田成久と結婚。
 以後も病気の成久に家事をさせながら、共働きを続ける。
 具合が悪い事が解ってからも、男の人は臆病だから、
 なかなか病院に行きたがらないから、一度一緒に病院へ
 検査に行くよう頼んでも、実行せず。

平成12年4月
 C型肝炎で余命6ヶ月と宣告され、始めて一緒に病院へ行き、生体肝移植手術はしないと言いに言ったとか。馬鹿か!
          
平成12年8月
 成久通夜の前に自分の家族を動員して、預貯金を各銀行から引出し、隠してしまた事。
 自分は美容院でうなじをそってもらっている。夫の葬儀の前にそんな心の余裕があるのか。

 通夜・告別式のお焼香時、喪主の父親がうろちょろと立ち上がり、娘の喪服姿の写真を撮っている。
 彼女の弟は親戚の人がお焼香に来ると、なかの親族の席に呼びいれ、度々席を外すし、彼の奥さんは、真っ直ぐ太田家の方を向き澄まし、焼香してくださる人に会釈もせず。
 前々から、太田家の家風とは相容れない可笑しな家族だと思っていたが‥。
 どうみても、悲しんでいるとは思えず、異様な雰囲気の葬儀だったと事情の知らない友人から言われた。          
# by chakochan20 | 2006-05-25 15:08 | C型肝炎に関して(4)

被告第4準備書面

被告第4準備書面
# by chakochan20 | 2006-05-23 22:05 | 裁判資料(41)

被告第3準備書面

被告第3準備書面
# by chakochan20 | 2006-05-23 21:42 | 裁判資料(41)

準備書面(3)

<平成17年(ワ)第25285号
原告 中野布佐子
被告 株式会社朝日熱学
準 備 書 面(3)
                     2006年5月22日
東京地方裁判所民事19部合議B係 御中

                     原告訴訟代理人
                     弁護士 中野麻美
                      同  菅沼友子
                      同  秦 雅子
                      同  原田史緒

原告は、被告に対し、以下の事項について明らかにするよう求めたが、被告会社は、未だにこれらを明らかにしていない。
              記
1)85年以降今日に至る組織図及び社員の配属表
2)賃金規則に添付された1985年以降2005年までの各年度ごとの賃金テーブルについて以下のもの
(1)基準給のうち本人額
(2)基準給のうち勤続額
(3)基準給のうち職能額
(4)職級手当
(5)管理職及び専門職手当の金額
(6)家族手当
(7)物価手当
3)一時金について以下の各事項
(1)昭和60年以降原告退職前の平成16年年末までの一時金計算式
(2)上記各一時金支給における「基準倍率」
(3)上記各一時金支給における全社員の考課率の分布状況
(4)各一時金支給における各人ごとの支給額再調整金額
4)職能給の昇給について
(1)人事考課の基準
(2)人事考課等の等とは何か
(3)「人事考課等に基づく号俸加算」の基準と金額

2 
被告会社は、職能給に関する昭和60年以降の実態にかかる事実のみをもって賃金及び格付けにかかる男女別年功管理は存在しない旨主張するが、上記に加えてさらに、以下の各事項について明らかにするよう求める。
1)被告会社が格付けを明らかにした社員の入社以降の格付け・号俸・職能給額
2)69年以降(芦田社員入社時)今日に至る組織図及び社員の配属表
3)賃金規則に添付された1969年以降2005年までの各年度ごとの賃金テーブルについて以下のもの
(1)基準給のうち本人額
(2)基準給のうち勤続額
(3)基準給のうち職能額
(4)職級手当
(5)管理職及び専門職手当の金額
(6)家族手当
(7)物価手当
4)各人の入社以降の人事考課の結果
# by chakochan20 | 2006-05-22 22:12 | 裁判資料(41)

参議院審議会

4月26日 参議院 均等法改正審議会

均等待遇アクション21の市川さんたちと均等法改正審議会傍聴に始めた国会議事堂内に入りました。初めてこういう活動への参加で、ましてや風邪を押してことだったので、訳が解らず戸惑いました。
ここで、参考人招致として住友電工の元原告西村かつみさんの真に迫る訴えがあり、思わず拍手してしまい、守衛さんに叱られてしまいました。大勢の議員さんを前に長時間落ち着いてろうろうとお話をなさり、ビックリするやら関心するやらで感激しました。
又、参考人として兼松や岡谷鋼機の弁護団の坂本先生のお話も納得のいくものでした。
コース別雇用は間接差別に当たるから、「雇用管理区分」は用いるべきではないと。
またまた思わず傍聴席から拍手があり、注意を受けてしまいました。
遣ってはいけないといわれていても、人間共感すると思わず拍手が出てしまいますよね。
国会議員さんたちだって、汚いや野次を一杯飛ばしているのに‥。
ここでの出会いがWWN入会する切っ掛けになり、メーリングリストで情報交換が始まりました。
本当の意味でのボランティア活動で、働く女性の支援を長く続け、男女差別において日本は先進国の中で一番遅れているということで、政府や裁判所を動かすには、国連のILO(国際労働機関)やSEDAW(女性差別撤廃委員会)に訴え、世界から日本政府に勧告して変えて
いかなければと、即ニューヨークやスイスに飛んでいって行動に移す、頼もしい女性の団体です。詳しくはリンク先のホームページをご覧下さい。
# by chakochan20 | 2006-05-01 14:04 | 活動報告(65)

被告第2準備書面

被告第2準備書面
# by chakochan20 | 2006-04-25 21:40 | 裁判資料(41)

準備書面(2)

<平成17年(ワ)第25285号
原告 中野布佐子
被告 株式会社朝日熱学
準 備 書 面(2)
                      2006年4月24日
東京地方裁判所民事19部合議B係 御中

                     原告訴訟代理人
                     弁護士 中野麻美
                      同  菅沼友子
                      同  秦 雅子
                      同  原田史緒

 原告は、被告の2006年3月7日付被告第1準備書面に対して、以下のとおり反論する。

1999年(平成11年)退職金規程第11条第3項は、不利益変更にあたる
1 被告は、1999年(平成11年)退職金規程第11条第3項は創設的な規定ではなく、1979年(昭和54年)退職金規程及び1999年(平成11年)退職金規程第11条第1項の包括的規定の例示規定に過ぎないのであり、1999年(平成11年)退職金規程は、何ら不利益を創設したものではなく、不利益変更には該当しないと主張する。

2 しかしながら、第一加算年金及び第二加算年金による給付は、1979年(昭和54年)退職金規程第11条第1項の「保険会社等との間に退職年金等の契約に基づき、退職者に給付されるもの」に該当しない。
   したがって、1999年(平成11年)退職金規程第11条第3項は、創設的な規定である。

3 第一加算年金及び第二加算年金による給付が、1979年(昭和54年)退職金規程第11条第1項に該当しないのは、以下のとおりである。
    (1) 厚生年金基金の加算部分は、第一義的には、従業員の退職後の年金の充実のために設けられた制度である。これを事業主が、自社の退職金制度の中に組み込むことも可能であるが、その場合には、必ず、退職金規程等に、厚生年金基金からの給付金を退職金額から控除して支給する旨の規定を設けなければならない。
   (2) そして、上記の規定は、従業員が自らの権利義務を具体的に認識し得る程度に、具体的かつ明確なものでなければならない。このことは、就業規則等の規程が、従業員の権利義務を規定し、従業員を拘束する効力を有するものであることからの当然の要請である。
  (3) しかるに、被告の1979年(昭和54年)退職金規程第11条第1項によれば、退職金との調整の対象となるのは、「保険会社等との間に退職年金等の契約に基づき、退職者に給付されるもの」であるが、この中に第一加算金及び第二加算金が含まれていると、従業員が認識することは著しく困難であり、かつ、そのように解釈することはきわめて不当である。
  (4) すなわち、
   ① 適格退職年金が、一民間保険会社との間の契約に基づいて支払われるものであるのに対して、厚生年金基金は、厚生年金保険法に基づき厚生労働大臣の認可を受けて設立される公法人であり、いわば準公的年金ともいうべき制度である。このように性格を異にする両者を、上記のような抽象的な規定の中に包含して、一括して規定しているものと解釈することは不当である。
     さらに、上記規定では、「保険会社等との間に」「契約」に基づき給付されるものとされており、会社が厚生年金基金に加入することにより、厚生年金基金規約に基づいて給付される、加算部分の給付が、この文言の中に含まれると認識し、解釈することはきわめて困難である。
   ② そもそも、被告の従業員は、1979年(昭和54年)退職金規程が実施されていた当時、第一加算年金及び第二加算年金への加入の事実を知らされていなかった。存在すら知らないものが、上記規定の中に含まれていると認識することが不可能であることはいうまでもない。
従業員がまったく存在を知らない給付についてまで、抽象的な規定でもって、包括的に権利を放棄させることを可能とするような解釈はきわめて不当である。
   ③ さらに、第二加算年金については、加入したのは、1979年(昭和54年)退職金規程の制定後である1982年(昭和57年)である。被告の主張によれば、第二加算年金への加入後、加入の事実を従業員に知らせることも、これについて内枠方式をとるとの説明もなく、ましてや退職金規程を変更することもせずに、自動的に退職金との調整が可能となるが、このような解釈はきわめて不当である。
     これが許されるのであれば、会社側は、あらかじめ抽象的な規定を設けておくことで、後から加わったものについてまで自由に処理をすることが可能になるのであり、従業員はその内容を認識することすらできない。従業員の権利義務に関わる事項について、会社側が一方的に、恣意的に運用することを許す結果になってしまうのである。     
  (5) 以上のとおりであるから、第一加算年金及び第二加算年金による給付は、1979年(昭和54年)退職金規程第11条第1項の「保険会社等との間に退職年金等の契約に基づき、退職者に給付されるもの」には含まれない。
  被告の主張は、結局のところ、従業員に詳細を知らせず、適正な手続も踏まないまま、被告の都合で好き勝手に制度を運用していたということを自白しているにすぎないのである。

4 したがって、1999年(平成11年)退職金規程第11条第3項は、創設的な規定である。そして、この規定がなければ、退職金と第一加算年金及び第二加算年金は、原則どおり、ともに従業員に対して給付されるべきことになるのであるから、当該規定の創設は、就業規則の不利益変更に該当する。

                                  以 上
# by chakochan20 | 2006-04-24 22:09 | 裁判資料(41)

陳述書№1

平成18年3月9日 東京地方裁判所 710号法廷にての口頭陳述書

私はS49年(1974)11月に職安紹介のボーナス9ヶ月の掲示に釣られ旧社名朝日熱学工業㈱経理部に入社しました。
建設設備工事会社で50名の社員の内、男性社員が殆どで、女性は私を含め4人でした。
会社の社風としては、典型的な男尊女碑社会であり、女性は社員の数にも入っていないような会社で、私の育った環境とは余りにも違いました。
その時代の大方の女性がそうであった様に、時間外の早朝掃除当番・お茶入れ・コピー取りなどは女性がやるものだとされてきました。
しかし、少数精鋭制で入社早々から試算表・貸借対照表まで担当させてもらい、大変面白く遣り甲斐のある仕事でした。

高度経済成長時代の名残なのか、どういうわけか残業をしている人の方が会社に貢献しているような社風があり、私は勤務時間中に集中して仕事が出来るかどうかはその人の能力の問題であり、時間外の仕事は能率も極端に落ちるし、唯だらだらと仕事をし、残業代を稼いでいるのではないかと思っておりました。決して仕事の量に差異はなく、事実残業などしなくても仕事に差し支えるようなことはありませんでした。

入社10年目(S60)頃、3階営業部の女性の入れ替わりが激しく、私に異動命令がでました。
この時、望月社長は「これからは全員女性にも順繰りに配置替えをし、色々な仕事を覚えてもらうから」と言われましたが、配置換えはその後一度も実行されませんでした。
そして、以後10年ぐらいは経理の芦田さんと総務の林さんと私の3人で、女性は1人も入社しませんでした。

S61年(1986)2階の総務部長の片岡氏が病気入院し、彼が担当していた全国官公庁の工事の一般競争入札申請手続きをただ資料だけを渡され、それを処理するよう指示されました。
わけが解らず無我夢中で180箇所ぐらいの市町村に提出申請をしました。
その後2年の療養生活を経てS63年(1988)2月片岡部長が他界され、何時の間にかそれが私の仕事になってしまいました。
当時はパソコンも無く当然インターネットも繋がっておらず、全部電話・封書の遣り取りで1月から3月に一斉に集中し、その市町村独自の用紙を使用しなくてはならず、締め切り期日に合わせるのが大変でした。
幸い経理に居たお陰で前もって自分なりの資料を作成し、無駄を省き、提出数も120箇所くらいに抑えるコツも覚えました。
最近では電子申請入札が増え、私は、そのための条件整備をして電子申請入札に対応しましたが、期間が9月から3月までと長期に渡ることに加えて、パソコン上の入力が増え、更に書類提出も無くならないといったように、結局負担は増えました。
それなのに、望月社長は、指名願いの仕事は「女子供の仕事」だと常々口にして私を傷つけてきました。
そして、トップがそのような認識しか持ち合わせておりませんので、退職に当たって当然引き継ぎの話も一切出ませんでした。
私が昨年3月11日をもって、定年退職した後、誰も出来る人がなく外注に出そうとしたら、1件5万円だとかで、残っていた市には指名願いは提出しませんでした。

S60年(1985)、遅まきながら朝日熱学も、OA化に着手し、私は講習を受けて、会社の全ての営業見積書や設計部の工事仕様書等の作成業務を一人でこなしてきました。
このように、仕事は少数精鋭制で女性も男性の補助的な仕事ではなく、それなりの仕事をさせられているにもかかわらず、何時までたっても役職もなく、朝礼の点呼も平成13年までは女性は男性の後でした。
但し男性の場合、時がくれば能力が有ろうと無かろうと役職がつきました。
無論給料体系も然りです。男女均等雇用以前に入社したものは適用外と言われたこともありました。

後から入社してくる男性が次々と昇格し、不満がふつふつと湧き出る中、家人が病気失明し、生活の為、辞めるに辞められず悔しい思いをしてきました。
そんな中、流れが変って、H10年に経理の芦田さんが入社29年目にしてやっと課長に昇進しました。
これで女性にも日が当たるようになると女性一同大喜びでした。一歩前進したのです。
そしてH13年総務の林さんが32年目にして係長昇進。
30年勤務した私は、彼女達より入社5年遅れでした。そのため、毎日の朝礼点呼でははるかに若い社員達が次々呼ばれ、私の名が平の一番で呼ばれても、屈辱以外の何ものでもありませんでした。
長期の勤務で、会社の事情に良きにつけ悪しきにつけ精通して、会社の命令に従って、会社の為に良かれと思い、工夫をしながら仕事をしてきましたが、数々の差別に我慢は限界と思いながら、定年まで働き続けました。

昨年3月11日の退職後、就業規則の中で表示されていない給料規定の別表なるものの開示をお願いし、長い間の給料計算が間違っていたことが判明し、私はここまで会社から軽視されてきたのかと愕然としました。
会社からは一言の謝罪もなく、法的時効は2年間だから2年間の修正給料しか支払ってくれませんでした。

長い間の男女差別や理不尽なパワーハラスメントを受けてきましたが、これは私という人間に対する大変な侮辱で人権侵害だと思います。
これらの差別は退職金だけでなく、延いてはこれから先の長い人生の年金支給にもかかわってきます。
 私は、私の人生の圧倒的な期間を、会社の差別に向き合いながら、それでも会社のためにと頑張って働いてきました。その会社を退職するにあたって、本当であれば「ご苦労さん」という感謝と尊敬を受けるはずなのに、ここまで侮辱され軽視されてきたことを改めて思い知らされ事が、どんなに悔しく、辛いことか、会社にはよく受け止めてもらいたいと思います。

私は、これが差別であると認められて、はじめて30年に渡る職業生活に報われたと実感でき、又次の人生を人間として誇りを持って歩く事が出来るのだと思います。

裁判所におかれましては、会社に対し、1日も早く私が蒙った差別による経済的・精神的損害の回復を命じられますよう、心から希望致します。

原 告 : 中野 布佐子(東京ユニオン)
連絡先 : e-mail chakochan20@ybb.ne.jp
代理人: 中野麻美・菅沼友子・秦雅子・原田史緒
# by chakochan20 | 2006-03-09 08:42 | 裁判資料(41)

準備書面(1)

準備書面(1)
# by chakochan20 | 2006-03-08 17:09 | 裁判資料(41)

被告第1準備書面

被告第1準備書面
# by chakochan20 | 2006-03-07 21:37 | 裁判資料(41)

被告会社 答弁書

答弁書
# by chakochan20 | 2006-02-01 21:39 | 裁判資料(41)

訴状

訴状1
# by chakochan20 | 2005-12-01 15:36 | 裁判資料(41)

働いて生活できる賃金を!

~女性と貧困~ 第2弾

日時:2009年5月30日(土) 午後1時~5時(受付0時半~)
場所:弁護士会館講堂クオレBC(霞ヶ関B1-b出口)
主催:日本弁護士連合会 人権部人権第二課
    電話: 03-3580-9512
参加費無料・事前申込不要

 「労働と貧困」の問題が深刻化しています。なかでも女性労働者の半数以上が非正規雇用であり、低賃金・不安定な労働状況におかれています。
 日弁連は2008年10月、第51回人権擁護大会において、「貧困連鎖を断ち切り、すべての人が人間らしく働き生活する権利の確立を求める決議」を採択しました。本年3月7日シンポジウム「女性と貧困」に続き、今回は男女間のj賃金格差や雇用形態の差別に起因している現状を検証します。あわせて、労働者派遣法の抜本的見直しや社会保障の拡充、最低賃金の引き上げなど、あるべき制度の提言を行います。

皆様ふるってご参加ください。お待ちしています。
# by chakochan20 | 2001-01-01 00:00 | お知らせ(150)

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~女性と貧困~ 第2弾

日時:2009年5月30日(土) 午後1時~5時(受付0時半~)
場所:弁護士会館講堂クオレBC(霞ヶ関B1-b出口)
主催:日本弁護士連合会 人権部人権第二課
    電話: 03-3580-9512
参加費無料・事前申込不要

 「労働と貧困」の問題が深刻化しています。なかでも女性労働者の半数以上が非正規雇用であり、低賃金・不安定な労働状況におかれています。
 日弁連は2008年10月、第51回人権擁護大会において、「貧困連鎖を断ち切り、すべての人が人間らしく働き生活する権利の確立を求める決議」を採択しました。本年3月7日シンポジウム「女性と貧困」に続き、今回は男女間のj賃金格差や雇用形態の差別に起因している現状を検証します。あわせて、労働者派遣法の抜本的見直しや社会保障の拡充、最低賃金の引き上げなど、あるべき制度の提言を行います。

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# by chakochan20 | 2001-01-01 00:00 | お知らせ(150)

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日時:2009年5月30日(土) 午後1時~5時(受付0時半~)
場所:弁護士会館講堂クオレBC(霞ヶ関B1-b出口)
主催:日本弁護士連合会 人権部人権第二課
    電話: 03-3580-9512
参加費無料・事前申込不要

 「労働と貧困」の問題が深刻化しています。なかでも女性労働者の半数以上が非正規雇用であり、低賃金・不安定な労働状況におかれています。
 日弁連は2008年10月、第51回人権擁護大会において、「貧困連鎖を断ち切り、すべての人が人間らしく働き生活する権利の確立を求める決議」を採択しました。本年3月7日シンポジウム「女性と貧困」に続き、今回は男女間のj賃金格差や雇用形態の差別に起因している現状を検証します。あわせて、労働者派遣法の抜本的見直しや社会保障の拡充、最低賃金の引き上げなど、あるべき制度の提言を行います。

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男女同一価値労働同一報酬


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