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昭和シェル石油・野崎光枝さん男女差別裁判

8月29日(火) 東京高等裁判所 824号法廷

昭和シェル石油・野崎光枝さんの本人審問傍聴。
何と彼女は退職後13年も裁判をしております。其の長い間の精神力たるは、推し量るすべもありませんが同じ裁判を始めた私としては頭の下がる思いです。

2003年1月に一審判決で、4536万円の損害賠償を払えと会社側に命令が下されたにもかかわらず、会社は控訴し、今又高裁で闘っております。
本来なら、高裁では本人審問など行なわなく、お互いの書面での遣り取りで裁判所が結審をしてしまう。西田喜昭裁判長は本人審問をして野崎さんの人柄を見極めたいと思ったのか?
野崎さんの声が小さく、一言も聞き漏らさないよう、身を乗り出して聞いておられたのが印象に残りました。左陪審も終始いたわるよう優しいお顔でした。
野崎さん自身もとても落ち着いて、反対審問のくだらない質問にも声を荒げる事もなく、淡々として答えておりました。
其の中で、他の社員との協調性がないといっていたが、要するに他の女性同僚と昼休みの食事を一緒に行かないからだと。野崎さんはむしろ歳の離れている社員の方が嫌がると思うしと答えていた。
誰が聞いてもくだらない質問。
どの裁判の証人・本人審問を傍聴しても、被告会社側の審問は、質問する事がないのか終始一貫してくだらない質問が多い。原告の方がブレがない分、落ち着いている。

又高裁でも、野崎さんの勝利間違い無しと思います。
外資系の会社でない限り、どこでも差別は生きております。
ましてや、均等法以前から働いてきた女性は、今まで悔しい思いをいっぱい味わって来ました。
女性の力で、風の流れを変えようではありませんか。
by chakochan20 | 2006-08-29 16:37 | 活動報告(65)

国立女性教育会館(ヌエック)

8月27日(日) ヌエック(埼玉県嵐山町) 男女共同参加のための女性ジェンダー研究・交流フォーラム

WWN主催ワークショップ「均等法のつくり方、つかい方」のセミナーに参加しました。
隣の埼玉県といっても家からは2時間も掛かります。
正路会長さんはなんと大阪より夜行バスで現地入り。タフですねー。

第一部はビデオやDVDで職場における間接差別や均等法改正に向けてWWNの活動の紹介などをビジュアルに表現。
第二部は参加者とのディスカッション。
全国からの参加者が熱心に自分の思いを伝え、新潟から参加の80過ぎの女性は、均等法がなんだか解らないまま帰るのがイヤだからと、開催時間1時間前より一番前の席に座っていたとのことでした。若かりし頃、進駐軍の通訳をしていたとか。其のころでもアメリカの職場は男女差別がなかったからといってました。進駐軍といっても今の若い人には解らないかも知れませんね。戦後61年も経ってしまっているのだから‥。

昼はコーヒー付定食600円のハンバークライス。暑い時のビールは最高!
こういう楽しみがあるから、皆頑張れるし仲良しになれます。
by chakochan20 | 2006-08-28 14:28 | 活動報告(65)

裁判便り №3

被告会社朝日熱学より、膨大な乙号証が出てきている。
裁判提訴前に、東京都労働相談情報センターを通して、賃金テールを明らかにするよう要求してきたが一切応じなく、裁判官の「いずれ出さなくてはならないでしょう」との言で、今回少しずつ他の比較社員の賃金台帳なども出してきた。
しかし、個人情報保護法が何とかかんとか言って、マスキングだらけの賃金台帳で、しかもマスキングの仕方が違っており、結局差し戻しになった。
上司も弁護士もチェックをしないで出してきたのである。
マスキングなどする必要はないと思うが、無駄な労力である。命令されて、コピーをさせられる社員が気の毒である。
男女差別はしていないと言うが、明らかに差があることがわかる。

朝日熱学は定年退職をしても、会社からの退職金が出ないのである。
電機年金基金の第一・第二加算金の掛金を会社が全額支払っているから、其れを退職金と充当させると言って、会社からは一銭の現金も支払われていない。
其の任意の加算金加入も社員に知らせず、平成11年改正の就業規則に其れらしき事がうたってあるが、労働監督基準局提出の代表労働者も唯、会社が勝手に黙って印を押す人を選んでいる。
労働者代表は従業員の1/2以上のの選出からなり、朝日熱学においては過去一度もそのような選出はなかった。それすらも従業員は知らないのである。

退職時にも、会社からは何も言ってこないので、自分でその日に備えて退職の準備をするのである。従って、失業保険や年金手続きなどの説明もないので、自分で調べるのである。
勿論引継ぎなどもする必要がないのであろう。これは原告だけではなく、今まで退職していった人すべてに共通する事である。
そして朝日熱学は原告が引継ぎもしなければ、引継書類もないと言っている。
原告が退職する2005年(H17)3月の辞める2日前、9日に総務部長が始めて、空々しく「中野さん明後日退職だってね。知らなかったよ。明日朝礼で発表するから」と。
近年定年退職するのは原告が初めてではないし、社員の定年退職ぐらい、仮にも総務部長とあろう人が把握しておくべきである。
其の時が、会社から始めて退職について何かを言われたことである。
従って、仕事の引き継ぎを誰とするのかとの指示もなかったので、文書にて引継書を作成、それと共に指名願関係の書類を山ほどと、パソコンにデーターベース化したMDフロッピーをA専務に手渡したはずなのに、指名願申請の受付票がないなどとたわごとを行っている。
被告会社は準備書面の中で原告が残置したCD-Rなどといっているが、CD-Rなどに残した覚えもない。会社がMDフロッピーから一部指名願の分だけ移し変えたものだろう。

原告が行なっていた営業社員のメール管理も、当初「営業社員のメール管理は自身で行なっており、組織体としての営業部のメールアドレスは存在しないし、原告が管理するメールアドレスは存在しない」と言っていたが、今回は其のメールアドレス明記してきている。
朝日熱学の営業社員は60歳以上の爺ばかりで、パソコンを扱える人はいない。
従ってメールを受信・送信などは論外であり、受信したものはプリントアウトをして、各担当者に原告が渡していたのである。
平気で嘘をでっち上げ、シャーシャーとしている神経には、良く理解できない。
恥ずかしいと言った言葉は朝日熱学の辞書には存在しないのであろうか。
ワンマン社長の行き当たりばったりの行動に社員が振り回され、たまったものではない。
このご時世、地方の営業所との連絡も電話で長々とし、挙句の果て、東京へ呼びつける。
経費の無駄使いも甚だしい。社員には厳しく、自分のしている事は何でも良し。

朝日熱学は平成2年頃より、オランダよりバナナ色付け機械を輸入するようになったが、其の時、原告が元貿易会社に勤務していたので、貿易業務を行なう機会を与えたが、英語力がなく、遂行出来なかったと言う。
原告は貿易会社においても経理部門だったし、朝日熱学も職安より、経理事務員募集で昭和49年に入社したのであって、其の上、一度も被告会社より貿易事務をしろと命令された事もない。
和英・英和の辞書を買い与えて、勉強するよう指示したとも言う。
確かに御茶ノ水の丸善に辞書を買いに行くよう社長に命令されたことがあるが、其の辞書が原告のものであり、それで勉強をするよう言われた事もない。
辞書は社長の脇の棚に飾ってあり、輸入代理店よりの請求書を被告会社の指定伝票に移し変える時に、和訳をする為に、時として拝借したことはある。

コーヒーも原告が中心になって勝手にリース機械を入れ、飲んでいると言う。
社長自身コーヒーが嫌いで、会社は日本茶と夏場の麦茶しか買い置きがない。
社員は外に缶コーヒーを買いに出ていたが、たまたまユニマットの勧誘があったので、有志で毎月お金を出しあって飲みたいとの事で、リースし、原告が入れていただけなのである。
来客の中にはコーヒーを所望する人もあり、本来ならコーヒーぐらいは会社で用意すべである。

まだまだ、朝日熱学のくだらないでっち上げは数々あるが、今回はこの辺で。


原 告 : 中野 布佐子(東京ユニオン)





    
by chakochan20 | 2006-08-08 08:01 | 裁判便り(8)

男女同一価値労働同一報酬


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