彗星のごとく出現し流星のごとくこの世を去った若き名優ジェームズ・ディーン

 53年前の1955年9月30日は米国俳優ジェームズ・ディーンがポルシェ550スパイダーで110フリーウェイを走行中、対向車との衝突事故で亡くなった日である。
私はまだ10歳、でもとてもおませだったクラスメートが泣きながら花束を抱えていた姿を思い出す。高校生になり毎週日曜日は映画館に足を運び、彼の3部作を繰り返し見ることになって、はじめて10歳のあの頃のことが鮮明に蘇って来た。
 1960年頃の銀座は、ロードショーの映画代が300円、父に1000円の小遣いを貰い、ランチを食べ、映画の梯子をし、夕方帰途に着く。
彼の3部作は、旧約聖書のカインとアベルを題材にした「エデンの東」、「理由なき反抗」、「ジャイアンツ」と人により好きな作品がそれぞれ違う。私も10代・20代の若かりし頃は、理由なき反抗が好きだったし、30代以降はジャイアンツである。巨万の富は手に入れても、本当にほしいものは何としても手にいれられず、酒におぼれる初老の男に変わっていくジェット役が好きである。人生の悲哀がとても堪らない。
ポール・ニューマン、マーロン・ブランドなども学んだニューヨーク・アクターズスタジオ出身で、不条理の世界を演じさせたら彼の右にでるものはない。
映画は面白い!
どんな映画でもつまらないと思って映画館を出たことは無い。いつも何かを考えさせられ、啓蒙させられる。
 最近は、すぐテレビで放送されたり、ビデオがあるので、忙しさにかまけ余り映画館に足を運ぶことが少なくなったが、大型スクリーンで見る映像は音響と共に迫力が違う。
演劇でも美術館でも、何でも生で観賞することが楽しいのであるから、これからは極力感性を磨くため、出かけようと思う。
by chakochan20 | 2008-10-01 09:30 | 思うこと(19)

男女同一価値労働同一報酬


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