5月22日「女性の人権を尊重する政治を! 橋下発言に抗議する緊急院内集会」に参加して

 当日は200人定員の会場に400人もの老若男女が集まり、場内は立ち見の人たちで溢れ、熱気むんむん。共催団体は1週間で235団体が参加表明。
会場の男性からは、男は性欲をコントロールできないものだと言う橋下氏の発言に、皆同じではないのだからほっといてくれという意見も出た。
大阪でも6月8日(土)6時半~ クレオ中央で橋下市長の辞任を求める集会が行われるとのこと。

レイバーネットTVにより、ユーストリーム中継も実現。
視聴アドレスはこちら。
www.ustream.tv/channel/labornet03

 5月22日付けの朝日新聞掲載で国連の社会権規約委員会でも最終見解として元慰安婦問題を中心に数々の人権に対する改善を求めている。今般の見解は橋本市長の慰安婦発言や沖縄での米軍海兵隊に対し風俗業活用の提案発言の前ではあったが、時同じくして橋本氏の暴言は油に火を注いだように世界各国に広まってしまった。橋本氏が言えば言うほど墓穴を掘っていることを本人は自覚しているのか。維新の会の石原大親分や西村衆院議員は公人として決して口にしてはならない暴言を言ってしまう。石原慎太郎などは過去の数々の言動からも確信犯である。情けないおっさんどもである。そのような人を都知事として4期も務めさせた都民にも責任がある。
このような男性は一部ではあろうが、やはり日本人はまだまだ人権問題には鈍感な人が多いのが現状であろう。

 私が微力ながら運動に参加しているのは、30年勤務した朝日熱学での男女差別、人間の尊厳を傷つけられた悔しい思いが原動力になっている。元Mワンマン社長は恣意的に自分の気に入らない者に対し、誰構わず人権を無視したパワハラを酷使し、ストレス解消としていた。団塊の世代から上の男性たちは酔うと女性社員のお尻を触ったり、風俗の回数券をちらつかせたりと救い様のない有様だった。女性は触られることが嬉しいのだと男性側の誤った認識に他ならない。柔道会の福田理事のセクハラ事件も、この年代の男性たちにとっては氷山の一角にすぎない。本能のまま振舞うことが出来るのは子孫を残すための獣だけであり、人間には意志というものが備わっているではないか、コントロールしろよと言いたい。セクハラの定義とは受けた本人がイヤだと思うことなのに解かっていないのである。
戦後60数年を経ってやっと女性も人間としての尊厳に声を挙げられるようになったが、まだまだジェンダー平等には程遠い。

 2011年3月11日に起きた「東日本大震災」の惨事がまだ目に焼きつき、その復興さえまだ終息を迎えていない今、安部政権は経済優先を掲げ、「女性手帳」「3年育休」「女性を活用」などと発言しているが、果たして女性が本当に求めていることなのか?
 「女性手帳」は思わぬ反発にあって、男女希望者に配る方向に転換。
 「3年育休」は、女性は家庭に帰れといっているようなもの。3年も休んで元の職場に戻れるのか。多くの非正規女性にとってはクビと同じ。保育園等が充実していれば早急に職場に復帰し、折角養ったスキルを棒に振ることもない。それより男性が育休を取れるような制度の方が先と思う。
 「女性を活用」は、経営側の重い腰がネックになっている。今行われている均等法改正審議会においても、経営側の委員の強固な反対意見に「規制緩和」を掲げている現政権ではどこまで推し進められるか疑問。
5月16日、衆議院国際会議室において行われた「ILO国際シンポジウム」時にも初の労働組合出身のガイ・ライダー事務局長に対し、経営側のM理事が「ILOは労働者ばかりに味方をする、経営側の努力も認めて欲しい」などと恥ずかしげもなく発言したのである。企業は安い労働力を求め後進国に工場を移し、利益は内部留保し、社員に還元することなく、相変わらず低賃金で働かしている。それでは経済が回らないし、悪循環である。
 そして今度は、非正規社員ばかりではなく正社員の首をも切りやすくするために、金銭解決で解雇できるよう、労働側を参加させることなく政府と画策しているのである。

 「共通番号制度法」5月24日参院で可決、成立。政府が一元管理へ。国民にとってはメリットもあるがデメリットの方が多いのでは?得をするのは管理がしやすくなる各省庁と高額な受注を請け負うIT企業だけか?
 阿部氏は「憲法96条」改正後、その先は「憲法9条」を改正したいのである。戦争が出来る「防衛軍」を、「デモ・集会・言論・出版・結社等の表現の自由を公益及び公の秩序を害するものは禁止」などなど。国民を管理・縛る戦前の帝国主義・軍事主義的日本に戻る悪法であり、まだ過去の反省のないまま、今憲法を変える必要性があるのか。
 各地の高裁から違法と判決が出た小選挙区定数の1票の格差「0増5減」すら、いまだ実現していない。例え実現したとしてもそれだけでお茶を濁してしまうであろう。自らには甘く、国民への制約は強めるというのでは、その時の権力者の遣りたい放題がまかり通ってしまう。今の憲法の本質は権力が暴走しないよう縛る「立憲主義」にあることを忘れてはならない。
 戦争が勃発する時は突然、その時戦争反対―と叫んでも遅い、始まってしまってからでは誰にも止められない。特に日本人の特性として、誰もがそれに向かってしまう。
橋本氏の暴言、「慰安婦制度が必要なのは誰だった解かる」「風俗の活用」など賛同する政治屋が多いということは、戦争が始まればまた政府は同じような事をするかもしれない。橋本氏が安部首相にラブコールを送ったにもかかわらず、安部氏は維新とは違うとあっさりと交わされたが、根っこの部分は一緒。いわれもなき戦争は性の奴隷として女性だけではなく、夫・子供である男性をも駆り出され、命の危険にさらされるということである。
いつ勃発してもおかしくない状況の中、中国は何としても日本を刺激し、こちら側から手を出すよう挑戦しているのだから日本は冷静に大人の対応をしなければいけない。

 アベノミクスの口車に乗じて株価が上がり始めると、素人がネットで手軽に取引を開始してしまう。かつてのバブル期のように得して儲かるのはほんの一部の金持ちだけだと言う事をもう忘れてしまったのか。
 昔のようにイヤーな所へ向かおうとしている阿部政権の支持率が高いことは不安材料だが、だからと言って頼みになる他の政党があるとは思えない。
 世界に伍する経済は低迷状態でも、そこそこの生活ができれば、人にとって何が大切なものか「東日本大震災」でイヤというほど日本人は思い知らされたのではなかったのか。

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by chakochan20 | 2013-05-25 16:03 | 思うこと(19)

男女同一価値労働同一報酬


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