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夏の女性労働問題研究例会

奇しくも6月28日女性差別撤廃条約委員会の委員選出選挙が行なわれ、林陽子さんが第2位で当選。日本審議担当者のパッテンさん、シモノビッチさんも一緒に当選です。
選択議定書批准が一歩近づきました。
昨年のパッテンさん日本講演に続き、今8月28日ヌエックでのシモノビッチさんのシンポジウムもお楽しみください。

春の女性労働問題研究例会は
7月3日(土)14時~16時30分
テーマ:女性差別撤廃条約推進25周年:日本の課題
場所:聖心女子大学 1号館204教室

http://ssww.sakura.ne.jp/event_100703.html
by chakochan20 | 2010-06-30 09:52 | お知らせ(149)

「話そう、働こう、育てよう。いっしょに。」

●6月23日から29日は、男女共同参画週間です。
今年のキャッチフレーズは、「話そう、働こう、育てよう。いっしょに。」


●玄葉光一郎内閣府特命担当大臣(男女共同参画)からの就任挨拶 
 玄葉光一郎です。6月8日に発足した菅内閣において、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)を拝命しました。
 男性の視点も生かしながら、多くの国民、特に男性にも、男女共同参画を自分の問題として考えてもらい、取組の裾野を広げていきたいと思います。
 現在、第3次基本計画の年内策定に向けて検討を行っておりますが、男女共同参画がしっかりと進むよう、実効性のあるものにし、女性も男性も誰もがいきいきと希望を持って活躍し、暮らせる社会
の実現に向けて、力を尽くします。
 現在の我が国経済社会の閉塞感を打破するカギを握るのは「女性」であり、女性の活躍をしっかりと後押しするとともに、あらゆる政策に男女共同参画の視点を入れていくようにします。
 皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。


●平成22年版男女共同参画白書が6月15日に閣議決定・公表
 本年のテーマは、「女性の活躍と経済・社会の活性化」
女性が社会に参加することにより日本の経済成長にも有効であると述べている。
http://www.gender.go.jp/whitepaper/whitepaper-index.html
by chakochan20 | 2010-06-23 09:44 | ニュース(155)

男女共同参画社会づくりに向けての全国会議

6月22日(火)午後1時から4時半まで
メルパルクホール東京(港区芝公園2-5-20)にて開催。

まだ、席に若干余裕がありますので、当日参加も可能です。
是非、奮ってご参加ください。

詳細は、男女共同参画局ホームページをご覧ください。
http://www.gender.go.jp/week/h22zenkoku.html
by chakochan20 | 2010-06-20 07:49 | お知らせ(149)

女性と仕事の未来館の廃止について

先の事業仕分けで、港区田町にある「女性と仕事の未来館」が廃止と決まりました。
全ての女性の情報発信の場が又ひとつ消えようとしております。
存続を求めて、電子署名が下記のところで簡単にできますので、一人でも多くの方の賛同をお願いします。

「女性と仕事総合支援事業(女性と仕事の未来館全事業)」の存続を求める声明

 私たちは、今回、行政刷新会議による事業仕分けで提言された「女性と仕事総合支援事業」の廃止の結論は、結局は、働く女性、働きたい女性が健康でかつ、その能力を十分に発揮しようとする意志とその支援を否定しかねないものと考えます。

 女性と仕事の未来館(以下「未来館」という。)は、平成12年の開館以来、着実に実績を重ねており、来館者はこの10年間でほぼ倍増し、直接の利用者はもちろんのこと、女性団体等はじめ今後の更なる発展を期待しておりました。

 また、全国の女性関連施設等からは、こと労働問題に関しては、全国研修会を通じての人材育成に貢献していることはもとより、女性関連施設、団体からは未来館で実施されている先駆的事業や各種資料等の情報提供が大いに役に立っているとの声を多く聞くところです。

 このような現実に対して、事業仕分けの評価者の方々は、一方的な論理展開で結論を出しているように思えてなりません。しかも評価者は女性1人、男性8人という偏った構成で女性問題が判定されました。

 これは、所詮我が国における働く女性や働きたい女性が抱える問題に対しての現実認識の乏しさから生じるように思われます。我が国の経済発展には女性の活躍がなくてはならないのです。つまり、「女性の活躍なくして成長なし」の理念に立った行政を強力に推進することが不可欠なのです。

ひるがえって、女性労働者の現実は、女性の半数以上が非正規雇用であり、また、未だ第1子妊娠出産により七割の女性が退職しており、貴重な労働力が失われているのです。また、管理職に占める女性の割合についても先進国のみならず途上国にも劣るという現実を改善することが急務となっています。

 私たちは、未来館が果たしている役割、つまり、女性の歩んできた労働の歴史を後世に残すとともに、地道な支援事業を着実に実施していることに期待もしておりますし、また、未来館は女性の職業自立を果たすためのシンボル的な存在でもあるのです。国はこれらの事業をむしろ今後更に充実、発展させるべきであり、廃止はもとより縮小や改悪は断じて許されるものではないと考えます。

 このような趣旨を踏まえ、国の責務として女性の職業自立を図るための一層充実した施策を展開する事を望みます。

平成22年5月27日

代表団体
高齢社会をよくする女性の会理事長   樋口 恵子
財団法人女性労働協会会長   渥美 雅子

関係各位 殿

http://ameblo.jp/mirai-sonzoku/entry-10552608880.html
by chakochan20 | 2010-06-13 08:38 | ニュース(155)

<平等→均等→均衡>について

ワーキング・ウィメンズ・ネットワーク(WWN)の東京のメンバーも有志が集まり、勉強会を始めました。第二回は「第 3 次男女共同参画基本計画」の第4分野の「雇用等の分野における男女の均等な機会と待遇の確保」の読み合わせをし、疑問点などの議論した。

策定過程において、「均等待遇」が「均等・均衡待遇」へと変わっている点に関しての疑問が提起された。行政の世界では、<平等→均等→均衡>の順に、平等への公約の度合いが減るとか。下記は後日、上智大学法学部准教授の三浦まり氏の知らせである。

― 均衡待遇という言葉がでてきたのは92年に可決したパート労働法(93年 施行)が初めで、パート労働法の制定に関わった大脇雅子参議員議員(当時社会党)によると、それまでパート保護法の制定を求めていた人たちは、均等待遇原則を明記するよう主張していたが、労働省の回答として、均衡待遇ならば良いということで、この新しい行政用語が誕生。(大脇さんのHPや著書参照)。正確にいえば、旧パート労働法の第3条において、「通常の労働者との均衡を考慮して」必要な措置を講ずるよう努めるものと規定された。

平等と均等、いずれも英語では"equal"であるが、男女雇用機会均等法は平等法という言葉にはならなかったこと。。
gender equalityの行政訳語が男女共同参画になってしまうことは、官僚(および保守政治家)にとって、平等という言葉がいかに忌避すべきものなのかを示している。

均等は限りなく平等に近いニュアンスを持った用語だが、それと比べると均衡は遥かに劣る言葉となり、均等原則(それに同一価値労働同一賃金)は男性稼ぎ主モデルを否定する原理であるが、均衡は男性稼ぎ主モデルを変革することなく、目に余るような(非合理的な)不公正を都度修正するに留める為の言葉といえる。あえていえば、正規と非正規あるいは異なるコース間の「身分差」はバランスが取れていればよいのであって、身分の差があること自体は当然であるという考え方を表象しているのが均衡という言葉だと。

均衡という言葉が作られると、今度は問題になるのは、どこまでがバランスのとれた合理的差別であって、どこからは駄目なのかという理屈になり、そこで労働省内の研究会で検討が重ねられ指針が打ちだされ、更にはパート労働法の改正(07年)によって、均等待遇されるパート(パートの4~5%)と均衡待遇されるパートの線引きもできる。

均衡という言葉を使い続ける限りは、現実に存在する処遇や賃金の格差をどう正当化するか、という方向へ議論がいかざるをえなく、その結果、家族責任を負う人(大抵は女性)は処遇で差をつけられても当然という理屈が最後まで残るという問題がある。
つまり均等か均衡かは、原理的な対立を呼び起こしており、最近の例では07年に可決した労働契約法において、国会における修正協議の時に民主党は均等待遇を明記するよう求め、自民党が均衡待遇しか受け入れられないということで、最終的には均衡待遇(「均衡を考慮しつつ」労働契約を締結する)で決着した経緯がある。

民主党・社民党の女性議員が均等待遇だけを書き込みたくても、厚労省の抵抗にあい「均等・均衡待遇」となってしまっているのは、保守政治家の抵抗にくわえ、 ジェンダー不平等に基づいた労務管理が望ましい・利益向上につながると思っている経営者の抵抗が強いこと。

「平等」は差異がないものとして扱うことを含意するのに対して、「均等」は差異があることを前提としているというニュアンスの違いがあり、職務評価に基づく同一価値労働同一賃金と均衡待遇の間には、深い溝が横たわっている。
職務評価に基づく同一価値労働同一賃金と均衡待遇は政策思想として相いれないものだから、均衡という二文字が残っている限り、同一価値労働同一賃金へジャンプすることはないと。―

先生に解説して頂き、目から鱗。
男女雇用機会平等法が均等法へ、均等が均衡へと。
行政を担う官僚たちは規制緩和を望む保守政党と経営者への根強い抵抗に配慮、経営者側の抜け道に利用できる曖昧さを含む用語を作る天才であると思った。
by chakochan20 | 2010-06-05 16:16 | 活動報告(64)

第3次男女共同参画基本計画策定

先日行われた公聴会、意見募集の結果が公表されました。
意見募集は平成22年4月16日から5月12日まで実施し、延べ13,289件の意見書が寄せられたとの事。

http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sidai/ki60-s.html

資料1
「第3次男女共同参画基本計画策定に向けて(中間整理)」公聴会及び意見募集の結果(概要)【PDF:19KB】
資料2 「第3次男女共同参画基本計画策定に向けて(中間整理)」公聴会及び意見募集のまとめ)【PDF:130KB】
資料3 「第3次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方」(案)【PDF:392KB】
資料4 基本問題・計画専門調査(第48回、49回、50回、52回、53回、54回議事録(案)
資料5 答申に向けた今後のスケジュール(案)【PDF:10KB】
by chakochan20 | 2010-06-05 09:50 | ニュース(155)

男女同一価値労働同一報酬


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