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女性弁護士14%どまり

08年3月末で、弁護士約2万5千人のうち、女性は3599人。全体の14%にとどまり、欧米には遠く及ばない。

米(07年) 30.1%
英(07年) 42.2%
独(06年) 29.3%
仏(06年) 48.7%
韓(07年) 10.7%

弁護士界はもともと男女差別はないという建前が幅を利かせ、妊娠・出産・育児は自己責任とされ、育児支援などが後手になり、登録を抹消する人もあったという。
産休や育休制度が整う企業内弁護士は、女性の割合が4割に達している。

1893年(明治26)に施行された最初の弁護士法では、女性は弁護士になれず、1929年(昭和4)に明治大に法科女子部が創立され、33年の弁護士法が改正で性別要件が削除され、40年に最初の女性弁護士3人が誕生した。
まだ69年の歴史しかないのであるが、私の朝日熱学男女賃金差別裁判の弁護団(中野麻美、菅沼友子、秦雅子、原田史緒)の先生方もその数少ない女性弁護士である。
差別を訴え、支援する労働弁護士であり、時間ばかりかかる割には報酬の点で報われない。それでも、弱い労働者の見方であろうと、一生懸命闘ってくださる心意気には頭が下がる。
今年WWNのメンバーのから、司法試験に2人合格。労働者に理解ある弁護士か裁判官が誕生することは大変喜ばしいことである。

昔から底辺で働く女性は多かったし、そして人一倍努力をしている女性も多い割には、政治・財界・医者・弁護士・学者の世界に女性は少ない。女性には未来を担う子の出産・子育てという仕事も加わるので、それを補助し、受け入れる制度が整っていないことが起因していると思う。
女性の子宮の中で女性から男性に変わり、この世に生を受けた男性諸君よ、遠くない将来男性が消滅するかもと言われている。地球が滅びる前に、家庭外で威張ってばかりいないで女性を登用し、共存する様、共に良い案を考えましょう。
by chakochan20 | 2009-01-31 10:30 | ニュース(155)

昭和シェル石油、男女差別裁判勝利確定

野崎光枝さん、勝訴おめでとうございます!
長い間本当にご苦労様でした。
しかし、最高裁(第一法廷泉徳治裁判長)の決定は、野崎さん、会社双方の上告を棄却。従って、二審・東京高裁判決の2千万円の賠償を命じた判決が確定した。
一審では差別が有ったとして、会社に4500万円の賠償を命じ、会社は即日高裁に控訴し、二審(難波孝一裁判長、兼松男女差別裁判の裁判官でもある)では提訴前3年以前の分は時効だとして、2000万円と減額。
そして、2007年7月よりは最高裁で争われてきた。男女賃金差別裁判で初めて最高裁まであがり、同じく最高裁で闘っている兼松の原告6人と支援者たちが最高裁をリボンでとり囲み、司法の世界を変えようと運動を展開してきた。
人権に関して世界の司法より確実に遅れている日本。
NPOのWWNのメンバーと共にILO(国際労働機関、本部ジュネーブ)やSEDAW(女性差別撤廃委員会、国連本部ニューヨーク)に直接訴えに行き、外圧から日本の政府、司法の世界を変えようと頑張って活動してきたのである。
勝訴とはいえ、15年も長い間頑張ってきたのに、時効という壁に阻まれ2000万円とは同じ男女賃金差別裁判を提訴した原告として何とも遣り切れない、複雑な気持ちです。
男性であれば能力があろうとなかろうと当然支払われた賃金に対し、経営者が故意に差別した賃金に、時効を適用すること自体おかしい。私自身も朝日熱学が無能力呼ばわりした男性社員の下にしか評価しなかった裁判所である。
勇気を持って裁判を起こしてさえも、日本の司法では当然支給された賃金の1/3しか取り戻せないのである。
日本は本当に人権に対し、おかしな国である。
犯罪に等しいことなのに法律は企業側に甘く、弱い労働者にしわ寄せばかり。
企業に対し罰則を課するよう立法化に向け、運動を強化するしかない。

http://homepage3.nifty.com/showashelllaborunion/tosoku0904Xhtm.htm

追伸:私のブログ「チャコチャン」がグーグル上で「朝日熱学」と検索すると、いままで朝熱のホームページに金魚の糞ごとくくっ付いていたが、皆様のお陰で熱学を抜きトップに立ちました。幾ら裁判があったことを消せと強要しても、情報は独り歩きする。ざまあみろです。コンプライアンスを遵守しない企業は痛い目に遭うのです。
by chakochan20 | 2009-01-24 22:00 | ニュース(155)

京品ホテル強制執行へ

 昨年10月、経営破綻をしたリーマンブラザーズのペーパーカンパニー、ハゲタカファンドによる買収劇で京品ホテルK社長は廃業を宣言、従業員を一方的に全員解雇。
大方の従業員が東京ユニオンに加入し、解雇撤回を求めて東京都労働委員会や東京地裁で闘いながら、飲食店を自主営業、多くの支援者に支えられここまで来た。
しかし、京品ホテル側は東京地裁にホテルの明け渡しを求めて仮処分申請を出し、15日あろうことか蓮井裁判官は「従業員は解雇が正当かどうかを争うことができるが、廃止した事業を再開するよう求める権利はない」「使用者による事業の決定は、事業者が自由に行い得る」と述べ、2週間以内の明け渡しの命令を出し、強制執行の見通しが強まった。東京ユニオンは、即日記者会見をし、「座り込みなどで最後まで抵抗する」という。
 利便性の良い品川駅前でのホテル・飲食店経営は利益を出しているにもかかわらず、2代目か3代目か?ボンボン社長の放漫経営の犠牲(債務60億円)で、いとも簡単に解雇されてしまう。廃業に至るまでの努力もせず、売却、自分だけ借金棒引きでにこにこ。ふざけんなー!

http://ja.wikipedia.org/wiki/京品ホテル
http://www.asahi.com/special/08016/TKY200901250110.html
by chakochan20 | 2009-01-20 10:01 | ニュース(155)

新しい年を迎えて

昨年1年は波乱万丈の年で、最後の止めとして暮れには初めてインフルエンザにかかり、寝正月を迎えるのではと危惧していた。が、やっと元気になり、ここ4・5年慣例になった、箱根マラソン往路を4区、二宮町付近で沿道応援することが出来た。
見通しの暗い世相のなか若者がひたむきに走る姿には、元気づけられる。
100年に1度の大不況と言われ、少数ユニオンやNPOの「年越し派遣村」開催に後押しされ、やっと行政も重い腰を上げ始めた。
中曽根内閣で始まり、小泉政権で加速した規制緩和によって雇用が不安定になり、正社員の3人に1人が非正規社員となり、期間満了を待たずして解雇され、行き場のなくなったホームレス状態の人が派遣村に集まった。
あろうことか、総務省の坂本政務官が「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか」との発言には驚きと共にあいた口が塞がらないほど唖然とした。
助けを求め浜松から徒歩で来た人、群馬から自転車来た人、多くの炊き出し等のボランティア、相談にのる弁護士、少ない年金から寄付した人などが助け合って出来た村人に対し、軽々しくも公人として言ってはいけないことを平気で言う神経。
政治家・役人・大手企業の財界人・連合の連中の考えは、自分たちには関係がないことと高みの見物なのだろうか!又私は今年も怒り狂うのか?

昔は、人が困っているときは神社仏寺が炊き出しや寝場所を提供し、弱者救済を率先していたように思うが、昨今神社は初詣でや祈祷料、寺は強制的寄付、はたまた葬儀での高い戒名料などと金儲け主義に走るばかり。そのうえ時間になると門を閉め、檀家をも締め出す。なんともせちがない世の中になったものである。
何度かたいそう煩雑な葬儀を執り行ってきた経験から、子もいない私は、死後は他人に迷惑がかからないよう身の振り方を考える今日この頃である。従って、葬儀は無し、戒名も無し、亡骸は樹木葬で土に帰し、残っていればの話だが財産は障害者などの施設に寄付と、遺言を書き直しました。明日のことは解らない年代に突入し、いつ召されても悔いのない様毎日を楽しく生きるばかりである。
若い時に比べると体力的には遥かに落ちてはいるが自分に出来ることは遣る精神は健在である。
by chakochan20 | 2009-01-08 15:48 | 思うこと(19)

男女同一価値労働同一報酬


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