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「法の支配」

2012.5.9朝日新聞「窓」論説委員室から

― 毎年、憲法記念日を前に最高裁長官が談話を発表する。今年の竹崎博允長官の談話で目を引いたのは、「法の支配」という言葉だ。
 「裁判所は憲法のもと、法の支配の実現に努めてきた」「憲法が具現する法の支配の理念の重要性につき決意を新たにして、適正な裁判を実現していくよう最善を尽くす」
 長くない談話に2度も登場する。
 何となくわかったような気がしているけれど、改めて法の支配って何だっけ。憲法の教科書をひらく。
 いわく、「法の支配の課題は、正しい法に、権力保持者を服せしめることにあった」。別のテキストは、「法の支配の内容として重要なもの」のひとつに、「権力の恣意的行使をコントロールする裁判所の役割に対する尊重」をあげている。
 ひるがえって日本の今を思う。
 1票の格差をただすよう司法から警告されても、国会はいっこうに動かない。「最高裁はよけいなことをいうな」と開き直った元首相もいる。尊重、とはほど遠い。
 責任の一端は、立法や行政に遠慮がちだった裁判所にもあると思うが、ともあれ、永田町の人々はこのメッセージをどう読んだか。
 えっ、政局や選挙のことで頭がいっぱいで、談話なんて知らない?
最高裁のホームページに載っています。どうぞアクセスを。(渡辺雅昭) ―

最高裁のホームページ
http://www.courts.go.jp/about/topics/kenpoukinenbi/index.html
by chakochan20 | 2012-05-12 18:16 | ニュース(155)

ドイツのメディアが福島原発事故を語る

福島原発事故と日本の原発政策について、ドイツメディアの報道です。
下記動画を見て下さい。
30分程度でドイツ語ですが、日本語の字幕が付いています。
ドイツのZDF(ツェット・デー・エフ=公共第二放送)が作成した報道番組です。
(転送可)
  
http://www.dailymotion.com/video/xpisys_yyyzdf-yyyyyyy_news
by chakochan20 | 2012-04-02 18:27 | ニュース(155)

「コーヒー係」命令は違法 新銀行東京に賠償命令

2012年3月31日朝日新聞掲載

-「印刷するこの記事をスクラップ 新銀行東京でいじめを受けたなどとして、元行員の男性が同行などに約6700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。生野考司裁判長は、コーヒーサーバーの管理など、男性の職歴に合わない雑用をさせた点を違法と認め、100万円の支払いを同行に命じた。

 判決によると、男性は試用期間を経て正式採用される際に、自主退職を求められたが応じなかった。その直後に配置転換となり、2005~06年に計約5カ月間、コーヒーサーバーの管理や座席表の作成などの雑務に従事させられた。

 判決は、男性がかつて民間会社で主に法務部門を担当し、経営コンサルタントを経て入行したという経歴を踏まえ、「機械的作業に専従するとは想定されておらず、銀行の裁量権を逸脱している」と指摘。自主退職に応じなかったことへの実質的な制裁で、違法だと結論づけた。

 判決を受け、新銀行東京は「当行の主張が大筋では認められた。控訴については、判決文を精査して検討する」とコメントした。」-


 コーヒーサーバーの管理など、男性の職歴に合わない雑用をさせた点を違法と認めたとの判決だが、これでは女性なら雑用をさせても良いということではないか?
法曹界では未だにこのような男性中心の物の考え方から脱却できていない。情けない!
by chakochan20 | 2012-04-01 08:47 | ニュース(155)

「無責任な企業」東電2位

1月25日から5日間、スイスでダボス会議、「世界経済フォーラム」が開かれた。毎年、この会場では当地のNGO「ベルン・デクラレーション」らが「パブリック・アイ賞」を発表する。
この賞は企業にとっては大変不名誉なもので、環境汚染や情報隠し、労働搾取など企業の社会的責任(CSR)の観点から、ワースト企業を選ぶというものである。
今年のネット投票では東京電力が12000票余りを集め、6社中トップを走っている(日本時間1月15日午前11時現在)。2位はサムソン(韓国)、3位はヴァーレ社(ブラジル)と続く。
その最終結果、東電が第2位になった。福島第一原発事故をめぐり「情報の公表が遅く、うそもあった。隠蔽改ざんの体質がある」とされた。
経営陣の反省を願いたいものだが、まだ出口の見えない現状なのに責任転嫁を一般消費者たちに負担させるべき、電気料金値上げを発表し、西沢社長は「値上げ申請は事業者の義務で、権利」などと嘯く。本当にコンプライアンスなど一かけらも無い、無責任な体質の会社である。
一社独占でなく、日本もヨーロッパのように自分で納得して電力会社を選べるようなシステムが早く構築されるようになると良いのだが…。

(朝日新聞) 2012年01月28日

「無責任な企業」東電2位 ← ネット投票

 スイス東部に政財界のリーダーが集う世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に合わせ、国際NGOが27日発表した「無責任な企業」のランキングで、東京電力が第2位になった。福島第一原発事故をめぐり「情報の公表が遅く、うそもあった。隠蔽(いんぺい)、改ざんの体質がある」とされた。
 環境NGO「グリーンピース」などが主催する「地球に害を与え、人権を侵害した」企業を選ぶ「パブリック・アイ(世間の目)賞」で、総数8万8千票のインターネット投票で約2万4千票を集めた。1位は約2万5千票を獲得したブラジルの資源メジャー、バーレ。アマゾンのダム開発で4万人を補償なしに立ち退きさせようとしている、とされた。
 世界のNGOが指定した40社の中から最終候補6社が選ばれ、投票の対象になった。工場労働者に有害物質と知らせずに扱わせたとされる韓国のサムスン電子が3位、投機的な食糧の先物取引を通じて世界の貧困層を飢餓に追い込んだとされた英金融大手バークレイズが4位だった。
 ダボス会議に参加し、同賞の記者会見にも同席したノーベル経済学受賞のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授は東京電力をめぐり、「世界中の原子力産業は補助金漬けで、企業だけが責めを負うことではないが、この賞で企業も政府も責任に気づいて欲しい」と述べた。     ダボス=前川浩之
by chakochan20 | 2012-01-30 17:53 | ニュース(155)

2011年のノーベル平和賞

民主化が遅れる地域で女性の地位向上に尽力したとして、アフリカ・リベリアのエレン・サーリーフ大統領(72)と同国の平和運動家レイマ・ボウィさん(39)、中東イエメンの反政府活動家タワックル・カルマンさん(32)の3女性に授与された。
3人のうち、西アフリカのエレン・サーリーフ大統領は男たちが荒廃させた国に、汚職撲滅のため財務省の全職員300人を解雇し、同省や司法、商務などの大臣、警察トップに女性を起用したという。女性ならでわの思い切った政策で腐敗した国を建て直す途上の功績が認められたのであろう。

自称ドジョウと銘打った何処かの総理大臣。ドジョウは用心深いし、冬眠もするし、泥にも潜るが本当は清い水が好きだとか。総理の未来を読むと、生命力が強い、逆境に強い、清濁併せ呑む。用心深い、困難になると泥にもぐりこむ、都合が悪いと冬眠する、などとも読める。
東日本大災害の復興もまま成らぬ今の日本に必要なのは、強いリーダーシップを発揮できる総理である。

英国では男子優先を定めた王室の王位継承法の見直しを始めた。生活のあらゆる場面で男女平等が支持されているとし、男女を問わず最初に生まれた子供が王位につく。
日本の民法も明治時代に施行されたもので、以後大正・昭和・平成となり、時代に沿ったものに改正する必要があると思うが、政府はああだこうだと言ってなかなか変えること望まない。
時代に沿わず国際社会からも見放されているわが国の現状を自分の利益だけしか考えていない政治屋さんたちはどう打開するつもりなのか。淋しいかげり限りである。

下記は10月13日付けの朝日新聞「天声人語」
http://www.asahi.com/paper/column20111012.html
by chakochan20 | 2011-10-14 15:40 | ニュース(155)

東日本大震災から3カ月の11日、各地で「脱原発」デモ

 3ヶ月がたった今でも一向に復興の兆しが見えない。
政府は身勝手な政権争いに、東電は原発の情報隠しに終始している。
被災者には義捐金も配られず、今もって避難所暮らしから脱出できない。
日本国民の最大の不幸は、しっかりした指導者が不在であること。

 震災後から各地で数万人規模の原発反対のデモが行われているが、テレビ・新聞などのマスメディアで余り取り上げられない。シャイな日本人が行動しはじめたということはビッグニュースだと思うのだが、過去の戦時中の大本営発表と同じく報道規制がなされているのか?イヤーな日本に向かっているような気がする。
 下記の動画でデモの様子が見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=i8_AkPck9MU

朝日新聞掲載
http://www.asahi.com/national/update/0611/TKY201106110405.html
by chakochan20 | 2011-06-14 11:41 | ニュース(155)

日本人の夢、送電線の国有化を願う1000万人署名

なぜ国有化なのか
日本の自然エネルギーの技術は世界トップレベル!
なのになぜ自然エネルギーの自給率が
低かったか知っていますか?
その原因の一つが電気を家庭に送る送電線を電力会社の一企業が独占していたからです。
一企業が独占していると送電線は自由に使えません。
道路を一企業が独占しているのと同じだからです。
本来送電線は公共物で、自由利用の原則に基づくものです。
ところが一企業が独占所有しているために、
企業や都道府県、市区町村などが大量の電気を作ったとしても、
公正な価格で販売することができず、その結果、

一方に電気があるのに社会全体では、
電気が足りないという現状が生まれてしまうのです。

『送電線が国有化されたならば、どうなるでしょう?』

送電線が自由利用の原則に基づいて接続自由になると、
企業や都道府県、市区町村は独自で電気を創りはじめます。
その多くは地域の特性に基づいた自然エネルギーとなるでしょう。

世界では一般的に認められている自然エネルギーに対する
固定買取制度により、それらの発電主体は豊かになります。

そして国有化された送電線を使い、地域で作った電気を地域の人が使えるようになるのです。

東京の電気をまかなうために、新潟や福島や青森で電気を作っています。
しかし、その電気は東京に届くまでの距離が遠いため、送電ロスが多くなるだけでなく、
費用も多額にかかるようになってしまいます。

日本人の夢、送電線の国有化を願う1000万人署名
http://maketheheaven.com/japandream/
by chakochan20 | 2011-06-12 08:13 | ニュース(155)

タダ乗り経営者こそ、できることなら即刻クビにしたい (ITmedia)

 面白い記事である。この手の経営者・管理職が多々いることに憂いている。私が定年まで勤め上げた朝日熱学の元社長もタダ乗り経営者の典型的な男性だった。雇われ社長で創業者一族(家電業界の旧ラオックス経営者)が何も言わないことを良いことに好き勝手のやり放題。一例として、ゴマすり社員・ゴマすりメーカーだけを回りにはべらし、殆ど毎日のように昼間から行きつけの鮨やで飲み食いし、へべれけれになって、ハイヤーを待たせ、ご帰還。その他にも数え上げたら限がないくらい数々あり。ヤル気のある社員を大事にしない、そんな会社は結局は淘汰される。今やラオックスも朝日熱学も買収の憂き目に遭い消滅している。

以下はItmediaエグゼクティブの記事である。

「社員でなく、経営者で「タダ乗り」を決め込む者がいるから困ったものだ。(頭脳)労働の提供を惜しみ、地位・報酬などの見返りだけを要求する「タダ乗り」である。経営者だから、影響大だ。本当は即刻クビにしたい。しかし、簡単にはそうは行かない。
 しかし、クビにした痛快な例はある。1部上場大企業で何かと理由をつけては接待ゴルフ漬けの取締役会長が、ゴルフだけをしていればいいものを、社長を手先として完全支配下に置き、人事や重要経営案件になると口を挟んだ。眼に余る言動に、常務取締役を頭に取締役たちが結束し、会長に「社長を差し置いて、人事、経営案件には口を挟まない」ことを、直接申し出た。
 会長には天変地異の出来事、飼い犬に手を咬まれた心境だったろう。あれほど強気の会長が、常務たちを前に何も言わず、翌日から出社せず、1週間後に会長退任を申し出た。常務たちの心意気や素晴らしい。彼らは、背に腹は変えられなかったのだ。

 もう1例、ある日上場中堅企業で某取締役が役員から外された。彼は時間があると密かにPCゲームに興じ、業務面ではいったん言い出したら間違いを指摘されても絶対引き下がらず自説にこだわり、日頃から部下との摩擦が絶えなかった。トップは見るに見かねた。
 しかし、こういう個別案件は特例中の特例で、そう簡単にクビにできるものではない。ましてや従業員から経営者を拒否するわけには行かない。では、「タダ乗り」経営者をどう扱ったらいいのか。何ともレベルの低いテーマで恐縮だし、気が滅入るが、以前「タダ乗り」社員を論じたので、もっと影響が大きくて、実際にはその数も多く、眼に余る「タダ乗り」経営者を論じておかないわけには行かない……というわけだ。

 どういう「タダ乗り」経営者が、どの程度いるのか。
 まず、従業員が経営者をどう見ているかを、アンケート調査から拾ってみよう。
 「NPO GEWEL」の「ベンチマークサーベイ2010」(ビジネスパーソンの働く意識調査日米比較 2009.12.)によると、ビジネスマンが「会社の経営理念や経営者の考え方」に
・「満足している」は(日本28.7%、米国61.8%)
・「不満である」は(日32.5%、米18.5%)となっている。

 日米の差が大きい上に、日本のビジネスマンは「経営理念や経営者の考え方」に、「満足」より「不満」を感じている方がはるかに大きく、30%を超える。問題である。
 「第1回 経営者に関する意識調査」(中小企業新聞、’09.9.28.~10.27.の間調査、大企業約21%・中小企業約68%・不明約11%の構成、対象20歳台~70歳台の529人、複数回答可で下記質問に対して1000回答)によると、「社長について当てはまるイメージ」として、「ケチ」6.0%、「傲慢」5.0%、「無能」4.6%、「横暴」3.8%、「気弱」2.6%、「ウソつき」1.7% となり、合計24.7%の回答が社長にマイナスイメージを持っている。
 これら従業員から見た経営者の評価は、意外と正鵠を射ている場合が多く、こういう評価を受ける経営者が、「タダ乗り」経営者の予備軍と言えよう。あるいは、そのまま「タダ乗り」をしているかもしれない。「タダ乗り」経営者を、わたしの経験から分類してみよう。

●幸運無能型
 上記意識調査で「無能」と決め付けられた経営者は少なくともこの分類に入る。運良く役員に登用されたが、無能というタイプだ。この数が一番多い。
 運はいろいろある。たまたま時流に乗った好業績部門を統括していた(プロセスより結果重視のケース)、新製品がよく売れ、たまたまその部門を統括していた(巡り合わせが良かったケース)、トップとの個人的つながりがあった(これは、超大企業でもある)などの幸運で役員に登用され、しかし実力が伴わないという例はゴロゴロある。
 例えば「巡り合わせ」で取締役に登用されたが、その後いわゆるドラッカーの「昨日を捨てて、あしたをつくる」ことができず、関係者から密かに事業悪化・縮小の「戦犯」呼ばわりをされた例、「個人的つながり」で取締役・常務と登用されたが、スタッフ部門育ちのため、製造・原価計算・営業などのライン業務に疎く、一方で部下に耳を貸す謙虚さもなく、的確な戦略・方針・指示が出せないまま管轄事業を衰退させたが、降格されなかった例など枚挙に暇がない。
 こういう「タダ乗り」経営者は、「幸運」という成功体験をいつまでも引きずっているから扱いにくい。部下としては日頃マイペースで仕事を進め、たまたま役員と意見が合ったとき役員を利用する。そして、役員が去るときを待つしかない。

●ヒラメ型
 これは、上記意識調査内容とイメージが直接合わないが、あえて挙げると「傲慢」「うそつき」と評価される部類だ。某大企業の専務取締役は、徹底して社長の顔色を覗った。専務は、業務よりも社長の身辺事項に力を入れた。例えば社長出張時、宿泊ホテル、配車の車種、会食、観光などに心を砕き、社長夫人同伴となると、哀れなほど気を使った。さらに彼は同じことを、自分の部下が自分に対してすることを要求した。社長は彼と接すると心地良いため、優遇した。
 こういう類の役員は、業務や部下に眼を遣るより常に上目遣いのため、部下は役員から距離をとって当たらず触らず、マイペースで業務を進めるべきだ。

●プライド過剰型
 上記意識調査で、「傲慢」「横暴」と評価される経営者が該当するだろう。某中堅企業の取締役経理部長は、自分のプライドが価値判断基準だ。例えば、認可案件について自分のプライドを傷つけるテーマは却下、プライドを満たす案件は認可する。経理の権限を握るから、始末が悪い。接待ゴルフが得意だ。
 この類の役員は、気分に左右されるのでつきあい方が難しい。特に認可案件の承認を得るときは、彼のプライドを尊重するよう細心の注意を払わなければならない。バカバカしいが、こちらの業務をスムースに進めるには止むを得ない。

●一丁上がり型
 上記意識調査で「気弱」に見えるタイプがその一例かもしれない。今時、このタイプは余り見かけないと思う。某中堅企業の取締役は、勤務時間中でも時々密かにPCでゲームを楽しむ。傍から見ると業務に取り組んでいるようだが、秘書がしっかり見ていた。うわさは流れるものだ。マージャン・ゴルフ・酒など遊びが大得意のお人よしの彼は、アフターファイブになると元気が出て、リーダーシップを握った。仕事では、誰も彼を相手にしない。いや、できない。

 彼ら「タダ乗り」経営者に対する対策としてオーソドックスな方法は、コーポレートガバナンス機能を働かせることだ。経営者が株主の利益のために経営を行っているかを、監視する仕組みだ。経営者の業務執行状況を、取締役会、監査役会、内部監査などがモニタリングし、株主は株主総会で株主の利益に沿わない経営者を解任し新経営者を選任できる仕組みだ。しかし、巧みに生息をする「タダ乗り」経営者を摘発するのは、至難の技だ。
 日常業務の中で「タダ乗り」経営者から迷惑を蒙っている配下の者たちが打てる対策は、せいぜいその種の経営者を無視し、こちらのマイペースで仕事を遂行し、こちらにとって都合の良いチャンスがあれば、その経営者の土俵上で彼らを巧みに利用することだろう。時間が過ぎて彼らが去るのを待つしかない。何故なら、部下に経営者の人事権や査定権はなく、しかも彼らは往々にして、節穴の目を持つトップからの覚えが目出度いから、コーポレートガバナンスのモニタリングの網に引っ掛けることが困難だからだ。
 それに我慢がならないなら、そして「勇気」と「勝算」があるなら、冒頭の例のように反乱を起こすのが良い。
 ただ願わくば(ほとんど期待できないだろうが)、トップや経営者たちが本稿に目を通し、ガバナンス監視組織が機能を働かせるか、トップが自分の配下によもや「タダ乗り」役員がいないかを新しい視点で見直し、気づいて是正を図ってもらうか、あるいは「タダ乗り」経営者本人たちが、自分が該当しないかを真摯(しんし)に反省し、心を改めてもらいたいことだ。
 しかし、上記に挙げた「タダ乗り」の例を仮に本人が読んでも、これが自分の例だと気づかないだろう。それほど人は、特に「タダ乗り」を志す人は鈍感で、自己評価が甘い。
 「タダ乗り」役員には、P.F.ドラッカーの主張を肝に銘じてもらいたい。「新しい技術のもとでは、意思決定が事業に与える影響や、その対象とする時間的な広がり、そのもたらすリスクがあまりにも大きくなるために、経営管理者たる者には、自らの利益よりも企業全体の利益を重視することが求められる。
 意思決定が企業内のほかの人間に与える影響が決定的といえるほど大きくなるため、経営管理者たる者は、当面の都合ではなく哲学を持つことが求められる」「経営者にとって決定的に重要なものは、教育や技能ではない。それは真摯さである」(P.F.ドラッカー「現代の経営 下」ダイヤモンド社)「リーダーシップが発揮されるのは、人格においてであり、多くの人の模範となり真似されるのも、人格だからである」「人格はごまかしがきかない。一緒に働けば、特に部下には、その人が真摯であるかどうかは数週間で分かる」(同「現代の経営 上」)」
                                           以上
by chakochan20 | 2011-01-31 21:59 | ニュース(155)

三井まり子さん勝訴おめでとうございます。

1月24日、最高裁が豊中市男女共同参画推進センターすてっぷ初代館長雇い止め裁判に対し(バックラッシュ裁判)、豊中市の上告・上告受理申立を棄却。
高裁の判決「人格権の侵害」が最高裁にて認められ、人権の尊厳を守る判決が確定しました。
7年間という長い年月、日常生活をも束縛され、寝食にも影響を与える日々に対し、賠償金150万円という余りにも低い対価に怒りを覚えます。日本には人権に対する法律が確立していないことに起因しているのでしょうか。

詳細は下記の「フアイトバックの会」のホームページで。
http://fightback.fem.jp/

三井さんの提訴から追っていた毎日放送の女性デレクターの報道ニュースをユーチューブで見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=LBkvy8Wzg-4
by chakochan20 | 2011-01-31 21:49 | ニュース(155)

WWN代表、越堂氏のインタビュー記事

WWN代表、越堂静子氏がウーメンズ・アクション・ネットワークのインタビューに応じた記事が下記のサイトで読めます。

ウーメンズ・アクション・ネットワークとは
http://wan.or.jp/

インタビュー記事は
http://wan.or.jp/reading/?p=1266
by chakochan20 | 2010-11-09 10:17 | ニュース(155)

男女同一価値労働同一報酬


by chakochan20
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