三井マリ子さんの「館長雇い止め・バックラッシュ裁判」、不当判決。

9月12日大阪地方裁判所での809号法廷で開かれました。
裁判所は「原告の請求はいずれも棄却、訴訟費用は原告の負担とする。」という不当判決がでました。
判決文には組織変更案や館長人事について、バックラッシュのあった事実、組織体制の強化という名の原告排除を、本人には意図的に知らせないままに行ったことも認め、それなのに、「公正さに疑問を抱かせるが、原告に対して慰謝料を支払わないといけない違法性は認められない」と。
所詮お上には逆らうなと言うことなのでしょうか。とても残念です。

豊中市は2000年に58億円をかけて豊中駅前に男女共同参加推進センター「すてっぷ」を立ち上げ、全国公募で初代館長に三井マリ子氏を採用し、良い仕事をしてきた館長を3年で「使い捨て」、後継で迎えた桂容子館長も、体調を崩して今年3月で退職。今現在は館長不在の状態とか。

三井氏は東京都議員を2期勤め、日本の行政機関としては初めて都にセクシャルハラスメントの相談窓口を新設し、母子寮の改善や民間シェルター(暴力を受けた女性の非難所)への財政支援等、数々の男女平等政策に力を尽くしてきた女性です。

非正規雇用や有期雇用は、誰を採用するかは、採用する側の自由であるから、違法ではない。雇用側は気に入られなければ、簡単に雇い止めしていいのか?
安上がりで不安定な働き方、ワーキングプアや格差社会をなくすのはどうしたらよいか。
理不尽な雇い止めに対し、勇気を持って裁判を起こし、より働きやすい社会に風穴をあけようと立ち上がった三井マリ子さんと弁護団です。
住友電工のように一審で敗訴しても高裁で勝利することもあります。
三井さんの後ろには大勢の応援団がついているので、次のステップに是非挑戦してほしいと思います。

詳しくは下記のホームページをご覧ください。私のコメントも載せて頂いてます。
http://fightback.fem.jp

追伸:現在WWNのメンバーはスイスで行われているILO・人権委員会などに、日本の女性労働の実態と「同一価値労働同一賃金」(equal remuneration for work of equal value)の具体化を求めて交渉中。その報告は9月22日に記者会見で行う予定です。こちらも乞うご期待を!
by chakochan20 | 2007-09-16 12:33 | ニュース(155)

男女同一価値労働同一報酬


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