女性管理職、都道府県7.7% 国家公務員は3.5% 「20年に30%」目標断念

2015.12.16 朝日新聞掲載

内閣府は15日、今年度の国家公務員と都道府県職員の管理職に占める女性の割合を公表した。国家公務員は3・5%(前年度比0・2ポイント増)で、都道府県は平均7・7%(同0・5ポイント増)。ともに過去最高を更新したが、「2020年までに指導的地位にある女性の割合を30%に増やす」とする政府目標の達成は絶望的で、政府はこの分野の目標達成を事実上断念した。

 国家公務員は今年7月時点、都道府県は原則として4月時点で調べた。

 政府が10年にまとめた第3次男女共同参画基本計画では、今年度末までに国家公務員が「5%程度」、都道府県職員が「10%程度」とする目標を掲げた。国家公務員はこれに届かず、都道府県別で最低だった北海道より低かった。10%を超えたのは、東京、鳥取、富山の3都県だけだった。

 管理職の一歩手前とされ、今回の対象に含まれない国家公務員の課長補佐級は8・6%、都道府県の課長補佐級は16・4%と低く、「30%」という目標は見通せない。政府は年内にもまとめる第4次計画の原案で、20年度末までの個別職種の目標値を国家公務員で7%、都道府県職員で15%とするが、内閣府の担当者は「30%に引き上げるには人材育成が追いつかず、現実的な数値を盛り込んだ」と説明する。

 (伊藤舞虹)

 ■都道府県と国の管理職に占める女性の割合(%)

    2015年 2014年
東京   15.1  14.9
鳥取   13.0  12.0
富山   10.7   9.1
神奈川   9.6   9.5
新潟    9.6   9.4
香川    9.5   9.2
京都    9.4   8.3
島根    9.0   7.9
徳島    8.8   7.5
岐阜    8.6   7.5
高知    8.4   8.6
福岡    8.1   6.6
群馬    8.0   7.3
三重    7.8   7.0
山梨    7.7   6.8
沖縄    7.4   6.2
兵庫    7.3   6.5
山形    7.3   3.7
佐賀    7.2   6.7
愛知    7.2   6.0
岡山    7.1   6.6
静岡    7.1   9.0
滋賀    7.0   7.2
福井    7.0   6.7
青森    6.9   6.2
石川    6.7   6.5
埼玉    6.6   5.9
大分    6.4   5.4
宮城    6.4   7.2
宮崎    6.1   5.0
広島    5.8   6.2
栃木    5.7   5.3
鹿児島   5.6   4.8
奈良    5.4   5.8
茨城    5.4   4.1
大阪    5.3   4.8
福島    5.3   4.9
千葉    5.2   6.5
和歌山   4.6   4.0
山口    4.6   2.4
愛媛    4.6   4.6
岩手    4.2   4.2
熊本    4.2   3.8
長崎    4.0   4.0
長野    3.9   3.4
秋田    3.9   3.0
北海道   3.8   3.5
国家公務員 3.5   3.3
(2015年時点の割合が高い順、内閣府調べ)
by chakochan20 | 2015-12-17 10:24 | ニュース(155)

男女同一価値労働同一報酬


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