「法の世界とジェンダー司法と立法を変えることはできるのか?」

日本学術会議主催、公開シンポジウムのご案内

(開催趣旨)
 司法改革にジェンダー視点が欠如しているという問題意識の下に、今世紀に入ってから、法の世界における性差別と人権侵害をなくすためのさまざまな試みが続けられてきた。法学分野の学会でも、研究者と実務家が個々の経験的営みを交流しつつ、ジェンダーの視点にたつ理論的な研究を深めてきた。いくつかの法科大学院では、ジェンダーに敏感な法曹を育てるための努力が重ねられてきており、実務の分野でも、ジェンダー平等を託す裁判への取組が司法の場で新しい展開をとげるという例がみられる。弁護士会の男女共同参画への地道な取組みも、この10年あまりの間に、法の世界に確実な変化をもたらしたといえよう。
しかし一方、法の世界のジェンダー主流化という観点からみると、他の国に比較して日本では、その進展がきわめて遅いと、常に批判されている。
 果たして、日本の司法や立法は、ジェンダー主流化という要請にどこまで応えられているのだろうか。ジェンダー関連の法改正、法学専門教育にジェンダー視点を導入する試みは、いったいどこまで実を結びつつあるのか。司法におけるジェンダー・バイアスに歯止めをかけることは、果たして可能なのだろうか。
このシンポジウムでは、ほぼ10年の変化を分析しながら、法の世界をめぐる現状をジェンダー視点から検証したい。

◆日 時:平成26年2月15日(土)13:00~17:00
◆会 場:日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅前)

プログラム
 開会挨拶・趣旨説明
    浅倉 むつ子(日本学術会議第一部会員、早稲田大学教授)

 
報告 13:05~14:55
   1 法の世界におけるジェンダー主流化
      後藤 弘子(日本学術会議第一部幹事、千葉大学教授)
   2 「女性に対する暴力」と法の世界
      戒能 民江(日本学術会議第一部会員、お茶の水女子大学客員教授)
   3 婚外子差別をめぐる裁判
      榊原 富士子(弁護士、早稲田大学教授)
   4 法科大学院におけるジェンダー法講義の経験から
      角田 由紀子(日本学術会議特任連携会員、弁護士)
   5 ジェンダー法学教育の現状と可能性
      二宮 周平(日本学術会議連携会員、立命館大学教授)
      三成 美保(日本学術会議連携会員、奈良女子大学教授)

  コメント 15:10~15:40
     上野 千鶴子(日本学術会議第一部会員、立命館大学教授)
     井上 達夫(日本学術会議第一部会員、東京大学教授)

討論 15:40~17:00

  
閉会挨拶
   井野瀬 久美惠(日本学術会議第一部会員、甲南大学教授)

  司会
   辻村 みよ子(日本学術会議第一部会員、明治大学教授)
   古橋 エツ子(日本学術会議連携会員、花園大学名誉教授)

   
  ※ 一般公開。事前申し込み不要。参加費は無料。詳細については、以下のURLを御覧ください。
      http://www.scj.go.jp/ja/event/index.html

    
 【お問い合わせ先】
武田 万里子 (日本学術会議連携会員、津田塾大学教授)
       E-mail:takeda@tsuda.ac.jp

紙谷 雅子 (日本学術会議連携会員、学習院大学教授)
       E-mail:masako.kamiya@gakushuin.ac.jp

  
日本学術会議事務局第一部担当 嶋津(TEL:03-3403-5706)
by chakochan20 | 2014-02-02 18:19 | お知らせ(149)

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