「無責任な企業」東電2位

1月25日から5日間、スイスでダボス会議、「世界経済フォーラム」が開かれた。毎年、この会場では当地のNGO「ベルン・デクラレーション」らが「パブリック・アイ賞」を発表する。
この賞は企業にとっては大変不名誉なもので、環境汚染や情報隠し、労働搾取など企業の社会的責任(CSR)の観点から、ワースト企業を選ぶというものである。
今年のネット投票では東京電力が12000票余りを集め、6社中トップを走っている(日本時間1月15日午前11時現在)。2位はサムソン(韓国)、3位はヴァーレ社(ブラジル)と続く。
その最終結果、東電が第2位になった。福島第一原発事故をめぐり「情報の公表が遅く、うそもあった。隠蔽改ざんの体質がある」とされた。
経営陣の反省を願いたいものだが、まだ出口の見えない現状なのに責任転嫁を一般消費者たちに負担させるべき、電気料金値上げを発表し、西沢社長は「値上げ申請は事業者の義務で、権利」などと嘯く。本当にコンプライアンスなど一かけらも無い、無責任な体質の会社である。
一社独占でなく、日本もヨーロッパのように自分で納得して電力会社を選べるようなシステムが早く構築されるようになると良いのだが…。

(朝日新聞) 2012年01月28日

「無責任な企業」東電2位 ← ネット投票

 スイス東部に政財界のリーダーが集う世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に合わせ、国際NGOが27日発表した「無責任な企業」のランキングで、東京電力が第2位になった。福島第一原発事故をめぐり「情報の公表が遅く、うそもあった。隠蔽(いんぺい)、改ざんの体質がある」とされた。
 環境NGO「グリーンピース」などが主催する「地球に害を与え、人権を侵害した」企業を選ぶ「パブリック・アイ(世間の目)賞」で、総数8万8千票のインターネット投票で約2万4千票を集めた。1位は約2万5千票を獲得したブラジルの資源メジャー、バーレ。アマゾンのダム開発で4万人を補償なしに立ち退きさせようとしている、とされた。
 世界のNGOが指定した40社の中から最終候補6社が選ばれ、投票の対象になった。工場労働者に有害物質と知らせずに扱わせたとされる韓国のサムスン電子が3位、投機的な食糧の先物取引を通じて世界の貧困層を飢餓に追い込んだとされた英金融大手バークレイズが4位だった。
 ダボス会議に参加し、同賞の記者会見にも同席したノーベル経済学受賞のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授は東京電力をめぐり、「世界中の原子力産業は補助金漬けで、企業だけが責めを負うことではないが、この賞で企業も政府も責任に気づいて欲しい」と述べた。     ダボス=前川浩之
by chakochan20 | 2012-01-30 17:53 | ニュース(155)

男女同一価値労働同一報酬


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